インストラクターのみなさまへ 掲載実験や実験教室についての詳細は、群馬生涯学習センターサイト「まなびねっとぐんま」をご覧ください。
微生物が持つ力は、農業、医療、工業などいろいろな分野への応用が期待されています。地球温暖化も食料危機も、ガンも、バイオテクノロジーが解決してしまう日もそんなに遠くないかもしれません。
春から葉をたくさんしげらせ、秋には葉を落としてしまう植物。今そのサイクルをエネルギーとして利用する研究が進んでいます。 バイオマスとは、石油のようなエネルギー資源としての植物のこと。 他にも、電気ナマズの電気を出す仕組みを応用した電池など、生物を使ってエネルギーを取り出す方法はさかんに研究されています。
地球温暖化の原因の一つと考えられている、二酸化炭素の増加。工場や自動車などから出る二酸化炭素がドンドン地球を暖めているとされています。そこで二酸化炭素を吸収する植物の力を使って、温暖化を防止するフォトバイオリアクターの開発が進められています。 (フォトは「光」を意味します。)
最近、分子という小さな大きさを扱う技術が急速に発展しました。この技術を使って、微生物のDNAを操作、病気治療に役立つ物質(タンパク質)を作らせることができるようになっています。 例えば、ウイルスが細胞にとりつく性質を利用して、ガン細胞にだけとりつくようにDNAを操作したウイルスをつくる研究が行われています。副作用の少ない画期的なガン治療がもうすぐ実現するかもしれません。