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学情研メールマガジン ============================= 2005/1/7
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             ()学 習ソフトウエア情報研究センター
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                 【http://www.gakujoken.or.jp
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事務局から:今年も『教育現場がすぐ欲しい!情報を提供する努力を行います
 文部科 学省生涯学習政策局所管 で主に学習ソフトウェア収集・提供を行う
「学情研」と関係の深い方々に学情研メールマガジンを送らせて戴きました。
 配信登録やバックナンバーは下記URLからお願いいたします。
         (http://www.gakujoken.or.jp/news/merumaga.html
 次回から「学情研メールマガジン」の配信を希望されない方は、下記E
メールアドレスにこのメールマガジンをご転送下さるか、その旨 ご連絡く
ださい。今後とも、ご指導・ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。
        (連絡先)Eメール:gjk@gakujoken.or.jp
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□ 目次                     (以下敬語敬称略)
[年頭のご挨拶]

[ニュースコーナー]New!!
前年度比1513人8・0%増加  16年度教員採用者数
総会直属「義務教育特別委員会」を設置へ  中教審
児童・生徒の自殺者が前年度より14人増

[メッセージ]
「21世紀のリテ ラシー」

[特別寄稿]
●「世界の旅バーチャル・グラン ドツアー(85) 万里の長城
●「シンガポールの電飾の花

[
お知らせ]

情報教育・学習ソフトウェアの宝庫:学情研 北海道地区「冬季セミナー」

[学情研の動き]
● 教育コンテンツ(デジタルアーカイブ)@学情研の新情報('05/1/7)
●「学習情報研究」1月号の目次('05/1/10)

  [要約紹介(第3回目)]

  -「物語」を紡ぐコミュニケーション訓練法の 可能性 

  -効果的なコミュニケーションができる能力
   -
教科での情報通信手段の活用(教育 情報化)


●「学情研ネット ワーク研究会員」の特典のお知らせ
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[年頭のご挨拶]
 (財団法人 学習ソフトウェア情報研究センター 理事長  菱村 幸彦)

 明けましておめでとうございます。

 昨年末、公表されたOECDの学習到達度調査(PISA)で、わが国の学力が低下
傾向にあることが明らかになり、再び学力低下を憂える声が出ていますが、ひ
ところに比べますと、「ゆとり教育」批判はかなり沈静化したように思います。
学習指導要領の一部改訂を契機として、教育の流れが教科学習における基礎・
基本の徹底にシフトし、教育委員会も学校も「確かな学力」の向上に向けて、
熱心な取り組みを始めたことの影響が大きいと思います。

 いま独自に学力調査を行っている都道府県・指定都市は八割を超えています。
学力調査の結果等を踏まえ、教育委員会や学校は、独自の工夫をこらして、さま
ざまな学力向上策を展開しています。文部科学省も多様な学力向上プログラムを
用意し、これを支援しています。例えば、フロンティア・スクール、スーパーサ
イエンス・ハイスクール、放課後学習チューター配置、学習指導カウンセラー派
遣、理科大好きスクール、国語力向上事業など、さまざまなプログラムがあり、
今年は新しく「学力向上拠点形成事業」もスタートします。

 児童生徒の学力向上を図るには「わかる授業」「魅力ある授業」が欠かせませ
ん。これにはITの活用が有効であることは言うまでもありません。文科省は、
「e-Japan重点計画」に基づき、2005年度までにすべての小・中・高校等が
各学級の授業においてITの活用ができる環境を整備することを目標に、コンピ
ュータの整備、インターネットへの接続、教員研修の充実、教育用コンテンツの
開発等の推進を図っています。

 文科省調査(平成16年3月)によりますと、学校におけるパソコンの整備状
況やインターネットへの接続状況はかなり進展したものの、教育ソフトやインタ
ーネットを使って授業ができる教員の数は、目標から乖離しています。今年は
「全ての教員がコンピュータを使って指導ができるようにする」という目標に向
けて、一層の力を注ぐ必要がありましょう。



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[ニュースコーナーNew!!

日本教育新聞社の協力により、最近2週間の教育界の重要な動 き3点を紹介します。
なおコメントは下記Eメールアドレスにお願いいた します。


前年度比1513人8・0%増加  16年度教員採用者数
 文部科学省はこのほど、平成16年度公立学校教員採用選考実施状況をまとめた。
採用者総数は2万314人。前年度比1513人8・0%の増加となった。
ここ10年間の採用者数の推移では、7年度選考以降減少が続き、13年度選考
から増加に転じている。

総会直属「義務教育特別委員会」を設置へ  中教審
 中教審は近く、総会直属の協議機関「義務教育特別委員会」を設置して、義務教
育改革論議のスピードアップを図ることになった。三位一体の改革で義務教育費国
庫負担金の在り方について、平成17年秋までに中教審で結論を得る必要があるこ
とがあった地方のメンバーを協議の場に加えながら、義務教育全体の在り方につい
て、協議していく。

児童・生徒の自殺者が前年度より14人増
 文部科学省はこのほど、平成15年度の生徒指導上の諸問題の現状についてまと
めた結果、児童・生徒の自殺者が前年度より14人増えた。14年1月から要件を
明確化し、適用しやすく制度改善した出席停止については、前年度より12件減った。


 URL=
http://www.kyoiku-press.co.jp (毎週金曜日に更新)
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(連絡先)Eメール:henshu@kyoiku-press.co.jp

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[メッセージ]

●「21世紀のリ テラシー」  
 (常磐大学 国際学部 堀口 秀嗣

   コンピュータやネットワークに関連してカタカナ用語が大量に使われ、それが誤
解や混乱のもととなっていたり、背を 向け る原因になったりしている。リテラシー、
スキルなど、能力用語も同様だ。それを整理しながら、学習情報研究1月号の原稿
を書いた。

 まずは能力をあらわす用語の関係を整理しておきたい。4つあり、深いところか
ら、本能、リテラシー、スキル、テクニックと位置づけた。
 本能(instinct)とは、生まれながらにして持っている能力で、人間として生き
ていくための一番基本的な力である。本能を改めて説明するまでもないだろう。つ
まり、教育しなくても人間が生まれながらにして身についている、習性ともいえる
力である。自己保存本能や種族保存本能にかかわる部分は本能の最たる部分である。
母性本能は最初の妊娠や出産によって呼び覚まさせられる本能の一つであると言われ
る。
 リテラシー(literacy)は人間が集団としての社会を形成し、その中で生きていく
ために共通に身につけていなければならない基本的な力であり、どの分野に進む人に
も必要になる力である。これは教えられないとできるようにならない、後天的な力と
しては一番基本的な力である。リテラシーはもともと識字能力のことであり、そこか
ら社会に出るときに必要になる「読み、書き、計算」のことを指すようになった。
1900年代前半までは、これさえ身についていれば、あとは社会に出てから身につけて
いけばよいとされていた。これが変わったというのが21世紀のリテラシーである。
 スキル(skill)は熟練, 巧妙, 手ぎわ,技術,技能とも訳されるように、単にで
きることから、観察している側が「うまい!」「できる!」と思わず声を出してしま
うほど熟達している高度な能力までをいう。英語のskillfulが日本語の「うまい!」
とピッタリするように、スキルには技という側面がかなり含まれている。
 テクニック(technique)はさらに技の組み合わせ的な方法に特化した能力であっ
て、事を確実または高度に、しかも容易に成し遂げるために使われる能力といえよ
う。
 一般に、人間が行動したり、表現したり、追求したり、というように何らかのアク
ションをする時にその人の能力が発揮され、それによってその人の能力が評価され
る。発揮する時には、この4つを自然に組み合わせて日常的に事にあたっているので
あり、それを短時間で、効果的に、多様に、容易に、できる人が「能力の高い人」と
言えるあろう。
 初等中等教育で教えるべき事はこの能力構造でいえばリテラシーとスキルが中心
で、特にリテラシーは「どの分野でも活躍できる大人」になるための共通部分であ
り、この期の学校と家庭で育むべき能力となるだろう。

 さて、2001年(21世紀の最初の年)になって、日本もアメリカも最初に法律を立
てて方向性を示し、改革に取り組み始めた。言うまでもなく、日本はIT基本法であ
り、e-Japan戦略における教育の情報化である。
 アメリカでは「No Child Left Behind Act of2001(一人の子どもも置いてきぼり
にしない法律2001)」が成立し、21世紀の最初の教育改革がテクノロジーを1つの
柱として取り組みが始まっている。
 商務省がまとめた「Visions 2020」は非常に印象的なレポートであった
http://www.technology.gov/reports.htm)。これは14人・グループのビジョン
オーサーが2020年頃の教育環境を予想して論文にまとめたもので、サブタイトルが
"Transforming Education and Training Through Advanced Technologies"となっ
ている。さらに、それが具体的にどういう状況であるかをジョージ・ルーカス財団な
どが絵にして表した(http://www.ta.doc.gov/PRel/2020Visions-Art.htm)。こうす
ることによって、論文を詳細に読まなくても、(子どもでも)論文が述べている概略
を理解し、テクノロジーによって20年後の教育環境がどのような形になるのかをイ
メージできる。これをもとに、Webサイトで教育関係者だけでなく、児童生徒や保
護者や一般社会人からも意見を受け付け、多くの人が関わって作成した教育改革の具
体的な政策として作ろうとしている(http://www.nationaledtechplan.org/)。
 20年後と言えば、ムーアの法則(18〜24ヶ月で半導体の集積度が倍になるという
法則)が当て嵌まるとすれば、10回適用される時間的長さだから、それはちょうど現
在の1000倍の性能の時代になる。記憶容量のギガがテラになり、1000分の1の時間で
情報が送受できる。そのことは、精緻な立体映像の作成が今なら1時間かかるとすれ
ば、それは20年後には4秒間で作成できることになる。これまでのバーチャルリア
リティから、現実感が限りなく拡大する拡張現実(augmented reality)の世界が実
現することも間違いないだろう。
       
 さて、本題である21世紀のリテラシーに入ろう。
enGauge はNCREL(North Central Regional Educational Laboratory)が立ち上げた
Webサイトで、その中で21世紀のスキル(21st Century Skills)が詳細に述べ
られている(http://www.ncrel.org/engauge/)。このサイトは2000年12月に立ち上
げられたが、現在も更新中であり、最終版はまだ見えていない。現段階では21世紀
のスキルを4つの項目で定義した。
(1)Digital Age Literacy  デジタル時代のリテラシー
(2)Inventive Thinking   発見的・発明的(独創的)な思考・発想
(3)Effective Communication 効果的なコミュニケーション
(4)High Productivity    高い生産性
この中で何といっても注目したいのはDigital Age Literacyである。このデジタル時
代のリテラシーの解説の冒頭で、従来のリテラシーと21世紀のリテラシーの違いを
述べている。20世紀までのリテラシーは識字能力をベースにした基本的な「読み・書
き・計算」で良かったが、複雑になった20世紀後半からの時代は、それだけでは足
りず、リテラシーの枠組みを見直す必要が生じていると述べている。そして、デジタ
ル世代のリテラシーの具体的な内容として
1.Basic Literacy 読み書き計算。学んでいくための一番基礎的な力。
2.Scientific Literacy 科学的な知識と科学の概念、解明のプロセスを構築できる
力。
3.Economic Literacy 政策や資源などコストや利益を確かめられる力。
4.Technological Literacy テクノロジーを目的のために効果的に利用できる力。
5.Visual Literacy 画像や動画など21世紀のメディアとして選んで使える力。
6.Information Literacy メディアに含まれた情報を理解し、正しく評価できる力。
7.Multicultural Literacy 習慣や価値観や信仰など、他文化との類似性や相違性を
正しく評価できる力。
8.Global Awareness 世界中の個人やグループや国家の相互関係を正しく理解する
力。
の8項目である。これらのリテラシーは、20世紀後半からの科学技術の発達により知
識が爆発的に増大した社会になったが、その社会で活躍し、専門性を高めていくため
に無くてはならない力であり、社会に出る前に学校教育で培わなければならない資質
になった。

その点で、日本の「確かな学力」も同様な部分を述べており、これはまさしく日本版
21世紀のリテラシーであろう。いわゆる指示待ち人間ではなく、場面に応じて自分
で工夫しながら能力を発揮して切り開いていける人間の育成であり、それを学力と定
義し直す必要がある。20世紀までの学力はペーパーテストで良い点をとる知識理解
を中心とした学力であり、それは「確かな学力」のごく一部に過ぎない。学校教育で
つけるべき力は「確かな学力」全体なのである。学力低下の議論は、「確かな学力」
全体が低下したと判断できる時にいうべきことであって、知識理解の量が減ったこと
だけで学力低下ということはナンセンスである。過去の知識量を測ってきた学力は基
準になり得ない。現在の児童生徒が持っている「確かな学力」を数量的に把握してお
くことが急務であり、それを21世紀の新しい「学力水準」としてスタート点に据え
る必要がある。


              《ご意見は掲示板にどうぞ》

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[特別寄稿]

●「世界の旅バーチャル・グランドツアー(85) 万里の長城

(連載)  [対象: 校種:全般、学年:全学 年・生涯学習、教科:共通]

 今回は、中国の首都・北京市北西約65kmの所にある「万里の長城」
(ワンリーチャンチョン)見学の中心地「八達嶺」の動画像です:

 長城は、通称「万里の長城」といわれ、人類史上最大の建造物です。
現存の長城は明代に整備されたもので、東は渤海湾岸の山海関(さんかいかん)
から、中国本土の北辺を西に向かい、西は甘粛省の嘉峪関(かよくかん)まで、
長城の全長は約6700km(1万3400華里)に達します。

 万里の長城は、北方の外敵や異民族の侵入を防ぐため造られたものです。現存
の長城には、居庸関、黄崖関などの関所、見張り台やのろし台が置かれています。
長城の北側の城壁が少し高く、銃眼があいています。城壁の高さは、平均7.8m、
一番高い所で14mもあります。底幅6.5m、上幅5.8m、5頭の馬が横に並んで通行で
きます。万里の長城は、山の尾根伝いに建造され、自然と調和した建築美があり
ます。

 紀元前6世紀、春秋時代、現在の山東省にあった斉国が領土防衛のため、国境
に土をつき固め土塁を築いたのが万里の長城の起源です。紀元前221 年、中国を
初めて統一した秦の始皇帝が、春秋・戦国時代に斉・燕・趙・魏などの諸国が築
いた城壁をつなぎ合わせ、匈奴の侵入を防ぐための防衛線としました。17世紀の
明代に至るまで、万里の長城は、2000年以上にわたって築き続けられました。

≪ 動画・静止画「万里の長城」 のホームページ≫


[次回は『万里の長城(2)』 です]         ≪ 写真をダブルクリックして下さい≫


●「シンガポールの電飾の花
  [対象: 校種:全般、学年:全学年・生 涯学習、教科:共通]
  
 学情研ネットワーク研究会員の松さんから、『シンガポールの電飾の花』
の映像が送られてきました。

 赤道直下の国シンガポールは、高層建築と美しい緑が共存していて、
ガーデンシテーと呼ばれています。11月〜2月は雨季です。特に12月から
1月は湿度が高く、降水量が多くなります。雨季でも熱帯の花は色鮮やか
に咲いています。

 12月末から1月始めのオーチャード・ロード周辺ではクリスマスの電飾の
の花が見事です。夜になると、趣向を凝らしたクリスマスのデコレーション
がライトアップされ広い歩道を埋め尽くすほどの人がそぞろ歩きをし、楽し
んでいます。 


≪動画・静止画「シンガポールの電飾の花」のホームページ≫



ご意見は掲示板にどうぞ》 ≪写真をダブルクリックして下さ い≫


(特別寄稿の原寸大映像は、膨大な容量になりま すので、ご希望の方に実費で
CD-ROM/DD
版「地域学習の為のデジタルアーカイブ」を提供いたします)

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お知らせ

情報教育・学習ソフトウェアの宝庫:学情研 北海道地区「冬季セミナー」
【日 時】   平成17年1月17日(月)午前10時00分〜午後3時00分
【会 場】   札幌市市立資生館小学校
【主 催】   学情研 北海道地区
【共 催】   財団法人 学習ソフトウエア情報研究センター
【参加費】  無 料
【内 容】 @座談会   岐阜女子大学副学長  後藤 忠彦氏
       「デジタルコンテンツの現状とこれから」
        - 教材データベースの現状と活用/著作権/デジタルアーキビスト 他 -
      A北海道素材データベースの紹介や実践事例交流



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[学情研の動き]

● 教育コンテンツ(デジタルアーカイブ)@学情研の新情報('05/01/07)
学情研 ネットワーク研究会員の「岩手地区版」のページに「初夏の花(1)、初夏の花(2)
夏の花(1)」の地域素材を追加しました。
               http://www.gakujoken.or.jp/Gate-EX/gatex.cgi


●「学習情報研究」1月号の目次('05/1/10)
「学習情報研究」1月 号が発刊されます。内容は、「情報活用による21世紀のリテラシー」を
 特集しています:


【目次】 (敬語敬称略)

(1)21世紀のリテラシーとは 何か            堀口秀嗣(常磐大学)          
(2)国際調査結果から見えてくるもの         猿田祐嗣(国立教育政策研究所)     
(3)国研の基礎学力の調査                          船橋 徹
(国立教育政策研究所)            
(4)情報の充実に向けて               泉 廣治(兵庫県教育委員会)       
(5)「メディアミックス」でコミュニケーションの新たな可能性をさぐる
                           中村正則(山口大学教育学部附属光小学校)
(6)中学校に必要な高度情報通信社会でのリテラシー  河野卓也(滋賀大学教育学部附属中学校) 
(7)中学校における自主性尺度項目作成の試み     井上史子(山口市立宮野中学校) 
                           沖 
裕貴(山口大学大学教育センター)
                           林 徳治(山口大学教育学部)
   
(8)「物語」を紡ぐコミュニケーション訓練法の可能性 沖 裕貴(山口大学大学教育センター)   
(9)効果的なコミュニケーションができる能力     佐藤浩章(愛媛大学大学教育総合センター)
(10)教科での情報通信手段の活用(教育 情報化)   北川敬一(大阪府立牧野高等学校) 


[要約紹介(第3回目)] 

-「物語」を紡ぐコミュニケーション訓練法の 可能性 -沖 裕貴
 本稿は,医学教育で用いられ始めた Narrative Based Medicineの思想に基づく
Problem Based Learning Tutorialを、初等・中等教育及び高等教育におけるコ
ミュニケーション訓練や、教員養成課程における教師前教育へ転用する可能性に
ついて述べた。問 題を抱える児童・生徒・学生は、それぞれ固有の文脈に基づい
て問題事象を提示し、その文脈は彼らが語る「物語(Narrative)」に沿って理
解しなけ ればならない。構成主義の学習環境には本物(authentic)の問題状況
をデザインすることが重要だが、時間や設備、労力の問題が山積する学校、大
学 現場においては、それに次ぐ効率的で安全なプログラムが必要となっている。
<物語、Narrative-Based、Problem-Based-Learning、コミュニケーション・
トレーニング、教師前教育、小学校教育、中学校教育、高等学校教育、大学教育>
 
-効果的なコミュニケーションができる能力 -佐藤浩章
 社会の問題を解決する能力を育てるシティズンシップ(市民性)教育において、
コミュニケーション能力の育成は不可欠の要素である。大学生を対象とした、シ
ティズンシップ教育として、身近なコミュニティであるキャンパスの課題発見・
課題解決を目標とした教育プログラムを実施した。
シティズンシップ教 育、コミュニケーション能力>

-教科での情報通信手段の活用(教育 情報化) - 北川敬一
 授業での情報通信手段の活用をめざした学習環境の整備に ついて事例を紹介す
る。また、その活性化にむけて,教員に期待されるリテラシーを、生徒の学びを
「創造する力」、生徒の学びを「演出する力」、生徒の学びを「評価する力」と
位置づけ、その育成を図るプログラムについて考えたい。
情報通信ネットワーク、個人情報保護、情報モラル教育、生 徒のリテラシー、
教員のリテラシー、教員研修、教師教育>


なお、「学習情報研究」の定期購読者は、次「学情研ネットワーク研究会員

の特 典が受けられます。
          
●「学情研ネッ トワーク研究会員」の特典のお知らせ
会員 は、会員IDとパスワードを使い 「教育コンテンツ(デジタルアーカイブ)
@学情研」の原寸大映像が見られる特典があります。

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【静止画の例:ユングフラウヨッホ】【動画の例:ニュージランドの羊の毛刈り】
 
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