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* 学情研メールマガジン
============================= 2004/05/28
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(財)学習ソフトウエア情報研究センター
*                  http://www.gakujoken.or.jp
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事務局から:
 文部科学省生涯学習政策局所管で主に学習ソフトウェア収集・提供を行う
「学情研」と関係の深い方々に学情研メールマガジンを送らせて戴きました。
 配信登録やバックナンバーは下記URLからお願いいたします。

         (http://www.gakujoken.or.jp/news/merumaga.html
 次回から「学情研メールマガジン」の配信を希望されない方は、下記E

メールアドレスにこのメールマガジンをご転送下さるか、その旨ご連絡く
ださい。今後とも、ご指導・ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

         (連絡先)Eメール: gjk@gakujoken.or.jp
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□ 目次                     (以下敬語敬称略)

[ニュースコーナー]New!!
授業外の学習成果を認証へ 「地域の学び推進機構」設立
● 開放組織の未設置4割超え 市町村の公立学校体育施設調査
● 地域で教育格差広がる 学校インターネット事業成果発表会

[メッセージ]
「コンテンツの提供と管理職の意識改革」

[特別寄稿]
●「世界の旅バーチャル・グランドツアー(68)チャンディ・ムンドゥ」
●「バリ島の風と花(1)」

[お知らせ]
● 学情研主催「情報教育セミナー2004」のご案内
第4回毎日パソコン入力コンクール(文部科学省「学びんピック」)

[学情研の動き]
● 教育コンテンツ(デジタルアーカイブ)@学情研の新情報('04/05/28)
●「学習情報研究」5月号の発刊('04/05/10)
  [要約紹介(第5回目)]
  -『授業で使えるコンテンツを提供する総合WebサイトNICER』
  -『スチル動画コンテンツによる中学校社会科』
  -『新しいスタイルの動画素材の活用E 高等学校理科』
●「学情研ネットワーク研究会員」の特典のお知らせ


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[ニュースコーナー]New!!

日本教育新聞社の協力により、最近2週間の教育界の重要な動き3点を

紹介します。なおコメントは下記Eメールアドレスにお願いいたします。

● 授業外の学習成果を認証へ 「地域の学び推進機構」設立
  学びのポイントラリーの実現をめざす会(代表=市川伸一・東京大学大学院教授)は15日、
同会を発展的に解消し、「地域の学び推進機構」を設立した。同機構では学校の授業以外、
地域を舞台に提供するさまざまな教育プログラムについて認定して、子どもたちがそのプロ
グラムで学んだものにポイントを与え、学習成果として認証していく。地域の教育力の活性
化を促し、子どもたちに豊かな学習環境を用意することが狙い。

● 開放組織の未設置4割超え 市町村の公立学校体育施設調査
  文部科学省は18日、平成14年度に実施した体育・スポーツ施設の現況調査報告をまとめた。
昭和44年から6年おきに調べている。市町村の公立学校体育施設開放事業での組織設置状況
は教委35・5%、小学校区の開放校ごと19・0%、中学校区の開放校ごと12・1%の順で多く、
組織未設置は47・1%(1510市町村)あった。

● 地域で教育格差広がる 学校インターネット事業成果発表会
  高速ネットワークの導入によって、学校は5年間でどう変わったのか。文部科学省などがこれ
まで実施してきた「学校インターネット事業」の最終成果発表会が17、18の両日、東京都内で開
かれた。授業改革、教員研修、校外連携などをテーマにこれまでの成果と課題が話し合われた。
参加者からは、IT活用の意欲によって、地域で教育の格差が生まれつつある実態を指摘する声
が相次いだ。


 URL=
http://www.kyoiku-press.co.jp (毎週金曜日に更新)
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(連絡先)Eメール:henshu@kyoiku-press.co.jp

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[メッセージ]


「コンテンツの提供と管理職の意識改革」

  (常磐大学・国際学部 堀口秀嗣)


e-Japan戦略では「2005年までに概ね全ての教員が授業でICTを活用する」
という宣言を行い、それを具体化するために文部科学省は各教科で授業で使える
コンテンツ開発を行い、提供している。
IT戦略本部 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/index.html
文部科学省・情報化への対応
 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/main18_a2.htm

教育情報ナショナルセンター(http://www.nicer.go.jp/)からも膨大な量の
教育(学習)用コンテンツが提供されている。
「理科ねっとわーく」も初等中等教育で使える質の高いコンテンツや
シミュレーション等のツールを提供している。
http://www.rikanet.jst.go.jp/

ICTを授業でどのように使ってよいかわからない教員のために、授業の動画付き
のIT授業実践ナビを提供している。5月17日から大幅に改訂され、事例が検索
できるようになった。従来は校種・教科からしか参照できなかったのに対して、
「活用のポイントで探す→事例検索」で様々な切り口から事例を探すことができる
ようになった。画期的なことである。
IT授業実践ナビ http://www.nicer.go.jp/itnavi/
また、国語、社会科、数学、理科、英語の5教科について、ICT利用の経験の
無い教員でも使い方がわかるような動画付き実践事例が「e授業」で提供されて
いる。(e授業 http://www.nicer.go.jp/eltt/)

教育センターもIT活用支援の研修をスタートさせ、全ての学校でICTが活用
される状況を創り出そうと努力している。2005年までには概ね全ての教員が
授業で活用することが実現しないとしても。

これだけ多様な情報が提供され、支援が多様に行われているにもかかわらず、
導入されたICTが実際に学校で活用されないことは、どこかでかみ合っていない
としかいいようがない。草の根的な展開の限界なのだろう。良さで迫る、意義で
迫ることの限界である。

これを打開するのは、管理職の直接的で具体的な指示が必要である。

前回の「教育改革国際シンポジウム」の報告でも述べられたように、ICT活用が
うまくいっている学校は、校長が積極的に指示を出している。アメリカもイギリス
もシンガポールも韓国も同じだ。管理職は年齢的に高齢で、ICTは苦手なのは
どこの国も同じである。にもかかわらず、そういう学校の管理職は、ICT活用を
積極的に進めるための指示は人任せにはしない。自分の判断と責任で、自分の責務
を果たしているのである。
日本なら、さしずめ「ICTに長けた・・教諭に任せよう」と丸投げする。
これが一番いけないのである。今必要なのは管理職のICT活用を推進するための
明確な指示である。全ての教員がICTを活用せざるを得なくなる具体的な指示で
ある。
慶応大学で行われた「第19回ICTE情報教育セミナーinKeio2004」
で黒田卓氏(富山大学)はアメリカのICT教育の状況を報告した中で、
ケンタッキー州の例を挙げ、すべての教員に対し、情報機器の活用を義務づけて
いる状況と、それに対応しない教員は失職することもあることを報告している。

すべての教員にICT活用を義務づけていることは日本も同じである。しかし、
それをまじめに受け止めない教員の存在を許している点は日本とケンタッキー州は
根本的に違う。何と違うことか。
人事権や教育予算の面では校長の権限は日本とシンポジウム参加諸国は明らかに
違う。しかし、学校を創っていく最終責任に関しては全く同じである。
国の方針、県の方針、学校の方針、それが同期していくためには、そして普通教室
に設置される機器が利用され、全ての教員がICTを活用していくためには、
今こそ学校の管理職が自分の責任で具体的な指示を出さなければならない。
指示を出すことに自信を持たなければならない。自信を持つために必要なことを
学ばなければならない。それを逃げてはならない。
少なくとも、日本はIT立国を宣言し、法律を作り、人材育成や教育改革を
進めているのだから。その日本にある、人づくりの重要な役割を担う学校なの
だから。


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[特別寄稿]

●「世界の旅バーチャル・グランドツアー(68) 「チャンディ・ムンドゥ

(連載) [対象: 校種:全般、学年:全学年・生涯学習、教科:共通]

 今回は、インドネシア国ジャワ島の世界最大級の仏教遺跡ボロブドールの近傍
にある仏教遺跡「チャンディ・ムンドゥ(ムンドゥッ)」の動画像です:

 チャンディ・ムンドゥはボロブドールの東約3kmの所にあります。シャイレンドラ
王朝のインドラ王により790〜800年頃建立されたといいます。

 方形の石造りの寺院でボロブドゥールの方向である北西のみに入口があります。
中央の本尊は、高さ約3mの石造で、転法輪印を結ぶ釈迦如来像です。世界で最も
美しい仏像のひとつと言われています。両脇の像は、高さ約2mの観世音菩薩(右)
と金剛手菩薩(左)で、堂の外壁には八大菩薩像の浮彫りが施されています。

 寺院の堂の入口の左右には、鬼子母神と毘沙門天と考えられているレリーフ
があります。母のやさしさ、父の厳しさ、子どもたちのかわいらしさがよく表現さ
れているともいいます。     

≪動画・静止画「チャンディ・ムンドゥのホームページ≫


[次回はジョグ・ジャカルタ、次々回はプラ・バナンです]≪写真をダブルクリックして下さい≫


 「バリ島の風と花(1)」
   [対象: 校種:全般、学年:全学年・生涯学習、教科:共通]

 学情研ネットワーク研究会員の松さんから、インドネシア国バリ島の風と花の
映像
が送られてきました。

 南国の楽園バリ島の魅力は、心地よい海風です。庭園を風が吹き抜け、長くたらし
た旗が風を受けて翻っています。
鮮やかな花が咲く庭は、さながら熱帯植物園のよう
です。


 ≪動画・静止画「バリ島の風と花(1)」のホームページ≫ 

≪写真をダブルクリックして下さい≫


(特別寄稿の原寸大映像は、膨大な容量になりますので、ご希望の方に実費
でCD-ROM/DVD版「地域学習の為のデジタルアーカイブ」を提供いたします)
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[お知らせ]
● 学情研主催「情報教育セミナー2004」のご案内
 日 時: 平成16年8月4日(水) 9:30〜15:00(受付9:00)
 会 場: 市ヶ谷アルカディア・富士の間
 テーマ: 『21世紀のリテラシーを考える』
   問合せ: セミナーHP   http://www.gakujoken.or.jp/seminar.html


第4回毎日パソコン入力コンクール(文部科学省「学びんピック」)
 大会に参加した結果によって級位認定を受けられる大会。練習
 用ソフトを無料配信中!成績優秀者には内閣総理大臣賞など。
  締切り : 2004年6月27日(日)
  費 用 : 学校500円 その他団体700円
  問合せ : コンクールHP http://www.maipaso.net


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学情研の動き

● 教育コンテンツ(デジタルアーカイブ)@学情研の新情報('04/05/28)
 学情研ネットワーク研究会員のページ「鹿児島地区版」に「化石(2)、流れる
水のはたらき、大地のつくり」
の地域素材を追加しました。

    
http://www.gakujoken.or.jp/Gate-EX/gatex.cgi

●「学習情報研究」5月号発刊
('04/05/10)
「学習情報研究」5月号が発刊されました。内容は、「ブロードバンド環境に
おける動画・ネットワーク コンテンツの活用」を特集しています:

【目次】(敬語敬称略)
(1)ブロードバンドは教育を変える 石田晴久(東京大学名誉教授)  
(2)ブロードバンドの教育利用  西村慶一(大阪学院大学)
(3)授業で使えるコンテンツを提供するポータルサイト 清水康敬(NICER) 
(4)デジタル情報の自己管理      坂井岳志先生(世田谷区立八幡小学校) 
(5)ネットの未来・探検ガイド   歌田明弘(フリーライタ)
(6)高画質な動画資料の活用
       @小学校理科         中田勝博(小松市立矢田野小学校) 
       A小学校社会科       小西正英(相模原市立淵野辺小学校)  
       B小学校体育科       見米 宏(杉並区立富士見丘小学校)  
       C中学校理科         横井 弘(杉並区立東原中学校)  
       D中学校社会科       田中宏明(相模原市教育センター)   
       E高等学校理科       小林裕光(埼玉県立大宮中央高校) 

 [要約紹介(第5回目)]
-『授業で使えるコンテンツを提供する総合WebサイトNICER』 - 清水康敬
/岩田裕美/榎本聡
 教育情報ナショナルセンター(NICER)では、去る3月31日にリニューアルをした。
従来はリンク集的な情報提供も含まれていたため利用者に分かりにくかったが、
今回のリニューアルによって、NICERが扱う教育情報の全てにLOM(学習対象
メタデータ)を付与し、すべての情報を横断的に検索できるシステムとなった。また、
LOM付けをした教育情報の総数は約92,000件と増加させた。この結果、全国各地
のサーバに蓄積されている教育情報を教科学年、学習の内容、分野、領域に分け
て横断的に検索することができるようになった。本稿ではNICERの現状を紹介する。
<教育情報、検索支援システム、学習オブジェクト・メタデータ、LOM、NICER>

-『スチル動画コンテンツによる中学校社会科』- 田中宏明
  マウス操作によって再生を自由にコントロールできるバーチャルツアーなどの
デジタル教材は、生徒の興味・関心をひき、思考・判断をうながす新たな学習資源
としての活用が期待できる。<デジタル教材、スチル動画コンテンツ、マウス操作、
中学校社会科、個に応じた学習


-『新しいスタイルの動画素材の活用E 高等学校理科』- 小林裕光

 高等学校の理科教育において、動画教材は実験や実習と併せて効果的な教材で
ある。ブロードバンド環境の普及や、ハードウエア、ソフトウエアの目覚ましい進展で、
動画教材は単に、"視聴する"だけでなくマルチメディア教材の中心として新しい役割
を担う段階に来ている。<動画教材、理科教育、プレゼンテーション、キャプチャ、スト
リーミング配信、サーバー>

なお、「学習情報研究」の定期購読者は、次の
「学情研ネットワーク研究会員」
の特典が受けられます。

         

●「学情研ネットワーク研究会員」の特典のお知らせ
会員は、会員IDとパスワードを使い「教育コンテンツ(デジタルアーカイブ)
@学情研」の原寸大映像が見られる特典があります。

 ≪特典サンプル≫

【静止画の例:ユングフラウヨッホ】【動画の例:ニュージランドの羊の毛刈り】
 
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            ≪写真をダブルクリックして下さい≫

 なお、学情研では「学情研ネットワーク研究会員」を募集しています。

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