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* 学情研メールマガジン
============================= 2003/05/30
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(財)学習ソフトウエア情報研究センター
*                  http://www.gakujoken.or.jp
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事務局から:
 文部科学省生涯学習政策局所管で主に学習ソフトウェア収集・提供を行う
「学情研」と関係の深い方々に学情研メールマガジンを送らせて戴きました。
 配信登録やバックナンバーは下記URLからお願いいたします。

         (http://www.gakujoken.or.jp/news/merumaga.html
 次回から「学情研メールマガジン」の配信を希望されない方は、下記E

メールアドレスにこのメールマガジンをご転送下さるか、その旨ご連絡く
ださい。今後とも、ご指導・ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

         (連絡先)Eメール: gjk@gakujoken.or.jp
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□ 目次                     (以下敬語敬称略)

[ニュースコーナー]New!!

16年度から「学級編成権」学校に 愛知県犬山市教委
● 校内LAN構築・活用方法で報告書 文部科学省
● 勤務時間増で多忙化 日教組調査

[メッセージ]
● 「WEBアンケート作成・集計の『かんたん調査隊

[学情研ネットワーク研究会員便り(連載)]
●「栗 (くり=ブナ科 広葉樹 落葉高木) 第20話(画像、文)
  − 栗たずね きづきかきつづり (栗のこと いろいろ) −


[特別寄稿]
●「世界の旅バーチャル・グランドツアー(43) グランドバザール
●「中国の自然遺産・九寨溝」
「タイの花 ラン」

●「島根県の津和野

[学情研の動き]

● 教育コンテンツ(デジタルアーカイブ)@学情研の新情報('03/05/30)
●「学情研ネットワーク研究会員」の特典のお知らせ

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[ニュースコーナー]New!!

日本教育新聞社の協力により、最近2週間の教育界の重要な動き3点を

紹介します。なおコメントは下記Eメールアドレスにお願いいたします。

●16年度から「学級編成権」学校に 愛知県犬山市教委
 愛知県犬山市教委はこのほど、小・中学校の実情に合わせて少人数学級を展開
できるよう、平成16年度から全校に「学級編成権」を与える方針を固めた。本年度
は小学校3校で試行する。

●校内LAN構築・活用方法で報告書 文部科学省
 文部科学省は21日、市町村教委、現場教員ら向けに校内LANの構築や活用方
法を示す報告書をまとめ、都道府県教委などに配布した。校内LANの効果を挙げ
て整備の必要性を説くとともに、利用の際のルール決定、教員研修の実施、セキュ
リティの確保を求めた。

●勤務時間増で多忙化 日教組調査
 日本教職員組合はこのほど、昨年10月に実施した、学校現場の勤務実態調査の
結果をまとめた。在校時間(勤務時間)は平均9時間41分で平成11年調査より22
分増。74%の学校で休息・休憩が取れず、98%の学校で時間外勤務や自宅持ち
帰りの仕事があるなど、多忙化が一層進んだとしている。


 URL=
http://www.kyoiku-press.co.jp (毎週金曜日に更新)
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(連絡先)Eメール:henshu@kyoiku-press.co.jp

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[メッセージ]


● 「WEBアンケート作成・集計の『かんたん調査隊
 (常磐大学・国際学部 堀口秀嗣)

 前回は学校インターネットで開発したツール、「さくさく動画編集ソフト」
を紹介しました。
 児童生徒が簡単に動画編集できて、それを使った情報交換、交流学習、共同
学習が可能です。 http://www.schoolnet.gr.jp/jyugyo/index.html
 ブロードバンド化する環境の中で、児童生徒の表現手段の一つとして、そして、
先生の教材作成の補助手段としてご活用ください。

 今日、ご紹介するのは、学校インターネットで開発したもう一つのソフト
「かんたん調査隊」です。
 このルーツは、「カーソル研」というグループが開発した「AUTOASP」という
WEBアンケート作成・集計システムです。
           http://www.net-web.ne.jp/carsol/autoasp/index.htm
 当時、長崎県教育センターの指導主事だった城台隆光先生と十文字学園女子大の
安達一寿先生が中心になって開発した方式とソフトで、今でも、提供されています。
ダウンロードして、学校や教育関係者が 自分のところにインストールして使うこ
ともできます。

 作成は簡単で、ワープロでアンケートを作るような感覚で項目を作成し、各行の
頭に、問題文か、単一選択か、複数選択か、リスト方式か、記入式かなどを表す記号
を1文字付け加えるだけ。あとは変換一発で、数秒でWEBアンケートが完成します。

 学校インターネットの授業利用部会では、この授業利用の有用性に着目し、学校
インターネットのネットワーク内にサーバを設置して、これを利用できるようにして
います。(主に対話方式で作成する)
 学校インターネット外の人も、学校インターネットの公式ページから、このソフト
を開発した電子開発学園のサーバに飛んで利用することができます。
 http://www.schoolnet.gr.jp/jyugyo/index.html かんたん調査隊「使ってみる」
 
 これは2つの特徴があります。
(1)WEBアンケートを簡単に作れる。
 アンケートを作成して印刷し、郵送して回答してもらって、それを入力して
 集計する活動は、これまでも多くとられてきました。これからもあるでしょう。
 でも、時間も費用もかかります。WEBアンケートは、これをインターネットで
 やるもので、利点はたくさんあります。
  1)郵送料がかからない。
  2)最近、全ての学校からインターネットが可能になったので、
    学校など教育機関に回答をお願いしても、引き受けてもらえる。
  3)24時間、先方の都合の良い時間帯で回答してもらえる。
  4)量的に少々多くても、回答する側の負担感が少ない。
  5)記述式でも、かなり多くの人が記入してくれる。(不思議ですが、経験から)

(2)集計が即座
 紙のアンケートは、それを集計するまでの作業が大変で、大規模なアンケートなど、
 その量の多さにうんざりします。費用もたくさんかかります。
 それが、WEBアンケートだとクリック一発。
 実施直後に集計結果が、しかもグラフで得られます。
 あえて、その利点を挙げれば
  1)回答の入力の必要がない。(回答者が入力してくれるから。)
  2)回答を入力するのに、お金がかからない。
  3)入力に時間が必要ない。
  4)回答入力のミスがない。(回答者が入力してくれるから。回答者のミスは別)
  5)入力が完了しなくても途中結果が随時得られる。
  6)結果がグラフで表示される。
  7)記入式の場合は、一覧表で表示される。
 
 だから、先生も児童生徒も使い慣れたとすると、
  1)グループでアンケートを作り、
  2)WEB形式に変換し、
  3)それをクラス全員に回答してもらい、
  4)結果をグラフで得て、
  5)その結果を使って発表する
 ことが1時間の授業の中でできます。

  これはすごいことです!
 10項目くらいであれば、全部でも5分で実施できます。
 しかも、その直後に結果を見せながら、議論を続けることができます。
 さらに、回答する側にとっても、手を挙げることでみんなに知られてしまうこと
なく回答できるので、回答することに抵抗感が少なく、正直な回答が得られる可能
性が高いのです。

 もちろん、その逆のこともあり得ます。
 画面で、読んでクリックしたり入力して回答するから、画面を正しく読まずに回
答してしまったり、無責任な回答になることはあり得ます。
 それは、紙のアンケートでも同じことですね。
 学校インターネットの授業利用部会では、以下の文章で、そのサイトの
 積極的な活用を呼びかけています。
「通常の授業や共同学習を展開する中で、学校や地域を調査して集計して
 その結果の違いを考察する活動が必要になることがあります。
 それがWEB調査として児童生徒でも作成できて、実施した直後に集計して
 グラフで結果が得られるようにしたのが「かんたん調査隊」です。
 回答方式には択一型、複数回答可能型、リスト選択型、1行自由記述型、
 複数行自由記述型の5種類があり、それらを混在させてWeb調査を
 構成することができます。また、画像を見てアンケート文章に答えられるように、
 画像付きで調査票を作れることも特徴の1つです。」

 全国の学校に回答してもらうとか、地域の学校とか、特定の共同学習をしている
学校とか、その学校の外の機関の人にアンケートをお願いすることが可能になってい
ます。また、校内だけで回答してもらうように、限定することも可能です。
 
 大いに利用して、学習を豊かなものにしてください。
 根拠のある結論を導くようにしてください。
 そして、児童生徒が自分で調査して結果を考察したり、回答してくれた学校に結果を返
すような習慣をつけたり、説得力のある調べ学習に取り組むようにしてしてください。



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[学情研ネットワーク研究会員便り(連載)]


●「栗 (くり=ブナ科 広葉樹 落葉高木) 第20話(画像、文)
  − 栗たずね きづきかきつづり (栗のこと いろいろ) −   
 (元(財)学習ソフトウエア情報研究センター 安立 喜四造)
 [対象: 校種:全般、学年:全学年・生涯学習、教科:総合的な学習]


[原産・来歴]
日本原生の野生種として、しば(柴、芝)栗を産する。北海道中部から九州南端
まで分布する。
 栗の木の寿命は100年から200年、中には数百年もの古木もある。

世界分布
アジア、ヨーロッパ、北アフリカ、北アメリカの温帯に12種を見る。
食材用
ヨーロッパ栗  アメリカ栗  中国栗  日本栗(アジア原生種) の4種
(どのような食品に加工して食べられているのでしょう。)

 イガの大きさと着果の状態から見ると、一つの梢に大型(超10a)のイガを2、
3個くらい付ける種類のものと、小さなイガを何個も連ねて着果する種類のものと
がある。

 日本では古代人の住居遺跡からシバ栗の炭化したものが出土しており、古代
から食料として利用されていたことが分かる。史料としては古事記(711年)に栗
の記述が認められる。奈良、平安時代にはクルミと並んで食料として盛んに利用
されていて、持統天皇(687年)の時代には栗を五穀の一つとして栽培が奨励され
た。
  燻蒸すると保存性が高まり、凶作対策にも役立てたようだ。
栽培は、昔から日本各地で行われているが、昭和16年にクリタマバチの虫害が
蔓延し、生産は極度に低下した。その後、病虫害の研究と品種改良が進められ、
昭和30年には病虫害への抵抗品種が生み出された。わが国の産量は約6万トン。

 北アメリカでは1800年代に栽培が始められたが、アジアから移入した苗木から
病害が発生し、壊滅に近い被害が出た。その中で病害を受けてはいるが生き残
っている古木が見つかり、病害菌に強くダメージを与えるものと軽度のものがある
ことが分かり、その後の栽培に応用された。

 栗の栽培史は、病虫害の原因解明と防除、品種改良(強い木づくり)、栽培の
技術開発の歴史そのものと言えよう。多くの栗作り農家、学者、研究者の大変な
苦労がうかがえる。


       ≪2002年5月12日の写真をダブルクリックして下さい≫



≪関連ホームページ≫
http://www.gakujoken.or.jp/news/merumaga27.htm
http://www.ecoweb-jp.org/J.acorns.html [取材地 上谷戸(かさやと)]

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[特別寄稿]

●「世界の旅バーチャル・グランドツアー(43) グランドバザール
(連載) [対象: 校種:全般、学年:全学年・生涯学習、教科:共通]

 今回は、トルコ共和国イスタンブールの旧市街にあるグランドバザール
動画像です:

 グランドバザールは、イスタンブール旧市街の中心部に位置する屋根で
覆われた巨大市場です。かつての「絹の道(シルクロード)」と「香料の
道」が交わるイスタンブール
繁栄の象徴です。

 トルコの人々が「カパル・チャルシュ(屋根付き市場)」と呼んでいる
グランドバザールの歴史は、1453年のオスマン帝国のコンスタンティノー
プルの征服とともに始まりました。征服者メフィメット2世は、街づくり
の一環として、バザールの建設に着手しました。

 喧騒と活気、トルコらしい品物がぎっしり並ぶ広いグランドバザールに
は、現在大小無数の通路が交わり、中には皮製品や貴金属、絨毯、骨董品、
民芸品のお店が4000店以上集まっています。

≪動画・静止画「グランドバザール」のホームページ≫


≪写真をダブルクリックして下さい≫


中国の自然遺産・九寨溝
   [対象: 校種:全般、学年:全学年・生涯学習、教科:共通]

 今回は、学情研ネットワーク研究会員の上村賀子さんから中国の自然遺産・九寨溝
の映像が送られてきました。(動画化並びに作曲は、学情研ネットワーク研究会員の
芝浦工業大学若木研究室の岩見さん)

 1992年に世界自然遺産に指定された九寨溝は、成都の北約400kmの岷山山脈に現存し
ます。20数年前に発見された観光地で当時は交通の便が極端に悪く正に秘境であったが、
道が整備されたおかげで一躍大人気の観光地となりました。
石灰岩が多い地質のため湖の水は炭酸カルシウムによって浄化され、陽光によって五色
に輝き非常に美しく感じられます。
九寨溝は「9つの村のある谷」という意味であるがその幻想的な風景はまさに「おとぎ
の里」です。          
    ≪中国「九寨溝」ホームページ≫ 

≪写真をダブルクリックして下さい≫


● 「タイの花 ラン」
   [対象: 校種:全般、学年:全学年・生涯学習、教科:共通]

 学情研ネットワーク研究会員の松さんから、タイ国バンコクの蘭
映像が送ら
れてきました。

 タイで、珍しいランの花を見ました。
ラン科に属する花の種類は、800属、3万5000種以上にのぼるといわれます。タイ
には、もともとランが豊富に存在するうえに、湿度が高いタイの気候がランの栽培
に適しています。そのためラン産業が盛んになり、熱帯ランの世界最大の輸出国と
なりました。 ≪動画・静止画「バンコクのラン」のホームページ≫
 



≪写真をダブルクリックして下さい≫


島根県の津和野」(03'/03/03)
   [対象: 校種:全般、学年:全学年・生涯学習、教科:共通]

 今回は、学情研ネットワーク研究会員の井上さんから、島根県の「津和野映像が
送られてきました。

 島根県津和野町は、城下町の風情ある古い街並をもち山陰の小京都と呼ばれています。
森鴎外や哲学者、西周など、多くの人材を輩出した地でもあります。
武家屋敷の鯉の泳ぐ堀伝いに歩くと、西洋ゴシック建築の教会も見られます。

弥栄神社に奉納される優雅な「鷺舞」も有名です。 
島根県の「津和野ホームページ≫ 


≪写真をダブルクリックして下さい≫

(特別寄稿の原寸大映像は、膨大な容量になりますので、ご希望の方に実費
でCD-ROM/DVD版「地域学習の為のデジタルアーカイブ」を提供いたします)
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[学情研の動き]

● 教育コンテンツ(デジタルアーカイブ)@学情研の新情報('03/05/30)
 学情研ネットワーク研究会員のページ「兵庫地区版」に「生野銀山(1)、
生野銀山(2)」の地域素材を追加しました。

 
http://www.gakujoken.or.jp/Gate-EX/gatex.cgi


●「学情研ネットワーク研究会員」の特典のお知らせ
会員は、会員IDとパスワードを使い「教育コンテンツ(デジタルアーカイブ)
@学情研」の原寸大映像が見られる特典があります。

 ≪特典サンプル≫

【静止画の例:ユングフラウヨッホ】【動画の例:ニュージランドの羊の毛刈り】
 
↑メルマガ版  ↑原寸大         ↑メルマガ版 ↑原寸大

            ≪写真をダブルクリックして下さい≫

 なお、学情研では「学情研ネットワーク研究会員」を募集しています。

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