*******************************************************************
*
* 学情研メールマガジン ============================= 2002/08/23
*
*              (財)学習ソフトウエア情報研究センター
*                  【http://www.gakujoken.or.jp
*******************************************************************
事務局から:次回から[ほんねとーく]は研究会員が連載する頁になります
      ============================
今回も学情研(文部科学省生涯学習政策局所管)と関係の深い方々に、教育界
の近況をご紹介する意味で、学情研メールマガジンを送らせて戴きました。
 配信登録やバックナンバーは下記URLからお願いいたします。
         (http://www.gakujoken.or.jp/news/merumaga.html)

 次回から「学情研メールマガジン」の配信を希望されない方は、下記E
メールアドレスにこのメールマガジンをご転送下さるか、その旨ご連絡くだ
さい。今後とも、ご指導・ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。
         (連絡先)Eメール: gjk@gakujoken.or.jp
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
                         (以下敬語敬称略)
□ 目次

[ニュースコーナー]New!!
● フロンティアハイスクール200校指定      
● 小中高校、10年かけ30万教室に    
● 1学期の絶対評価 保護者3割が理解得たといえない  

[メッセージ]
●「学校ネットワークの整備のポイント(1)」

[ほんねとーく]
●「シーグラフ(SIGGRAPH)2002に見る最先端IT事情」

[特別寄稿]
●「世界の旅 バーチャル・グランドツアー(23) スイス世界自然遺産ヘの道」
●「相模の自然」('02/07)
●「パピルスとロータス(エジプト睡蓮)」('02/07/30)

[学情研の動き]
●「学情研ネットワーク研究会員」のページの新情報('02/08/23)
●「学情研ネットワーク研究会員」募集のお知らせ

====================================================================
[ニュースコーナー]New!!
日本教育新聞社の協力により、最近2週間の教育界の重要な動き3点を
紹介します。なおコメントは下記Eメールアドレスにお願いいたします。

● フロンティアハイスクール200校指定
   文部科学省は16日の省議で、子どもの学力向上へ来年度から
  新たな施策に乗り出す方針を決めた。本年度から小・中学校で始
  めた学力向上事業の対象に「学力向上フロンティアハイスクール」 
  として高校200校を追加する。来年度予算の概算要求に事業費を
  盛り込む。

● 小中高校、10年かけ30万教室に
   文部科学省は16日、公立小・中・高校等の普通教室約30万
  教室に10年間かけて冷房を導入するため、平成15年度から冷房
  を設置する自治体への補助事業を新設する方針を決めた。

● 1学期の絶対評価 保護者3割が理解得たといえない
                    ー日本教育新聞社調査
   日本教育新聞社は小・中学校教員を対象に、絶対評価を導入した
  1学期の評価についての意識調査を実施した。その結果、何らかの
  形で保護者に対して相対評価から絶対評価について変わることを説
  明したと回答した人のうち、「理解が得られたとはいえない」と考
  える教員が3割を超えていることが分かった。

 URL=http://www.kyoiku-press.co.jp (毎週金曜日に更新)
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(連絡先)Eメール: henshu@kyoiku-press.co.jp

--------------------------------------------------------------------
[メッセージ]

●「学校ネットワークの整備のポイント(1)」
 (十文字学園女子大学 社会情報学部 安達 一寿)

 前回のメッセージ(22号 6/28)に書いたように,学校でのコン
ピュータやネットワーク関連の設備は整備が進んでいる最中です。
 では,こうした新しい情報環境をどのように日々の学習活動や学校での
生活に活かしたらいいのか,有効活用するためにどんな視点で整備を進め
たらよいか数回に分けて考えてみたいと思います。

<ポイント1 校内ネットワークの整備>
 今回の整備計画では,普通教室だけでなく特別教室,図書館といった
学校内の様々な教室などにコンピュータが配置されます。
 これらの場所から学校内や学校外の情報を利用した学習を行うためには,
学校全体に校内LAN環境(学校内イントラネットワーク)を整備するこ
とが必要不可欠な事柄になります。
 また,学校の情報化の視点からは,職員室や保健室,準備室,進路指導
室などのコンピュータも校内LANに接続する必要がでてきます。

校内LANの構築にあたっては,利用目的と形態,管理面をよく検討した
上で,物理的(基幹線の経路,有線/無線の別など),論理的(利用時の
管理単位)な接続方法やネットワーク管理用コンピュータの設置場所など
を決めていきます。

 また,今後のコンテンツの大容量化に備えた高速回線化も行っておく必
要があります。


<ポイント2 インターネットへの接続>
 校内ネットワークが整備できたら,それをインターネットと接続します。
これにより,学校内の端末から様々なインターネットにある情報が利用で
きることになります。インターネット接続のポイントは,回線の高速・大
容量化への対応と接続先になります。

 学校の規模にもよりますが,学校内のコンピュータは数百台程度の台数
になります。これらのコンピュータを学習活動に支障がでないように利用
するためには,インターネット回線の高速・大容量化を図る必要がありま
す。
 学校での利用の特徴として,授業時間に一斉にアクセスが集中すること
があります。その際にも,十分な速度が保障されるように回線を整備する
ことが大事です。

 また,学校からインターネットに接続する際にどこに接続するかも重要
な問題です。
 最近はセンター方式という接続方法が増えており,学校から地域の教育
センターなどに接続する形態が増えています。また,センター方式がとれ
ない地域では,一般のプロバイダ(インターネット接続業者)に接続する
場合もあります。
 この場合知っておく必要があるのは,接続先によって管理・運用方法や
利用できるサービスに違いがでることです。

 例えば,有害情報のフィルタリングなどはセンター方式ではセンター側
で対応していれば,学校では特に気をつけなくても大丈夫です。そうでな
い場合は,学校で何某かの準備が必要になります。
 その他,Webサーバー,メールアカウントなど,実際の利用時に制限
を受ける場合もあるので,確認しておくことが必要です。


<ポイント3 管理・運用体制の確立>
 ハード・ソフト的にネットワークが構築できたら,それをどのように管
理・運用するか人的な配置と利用に関する規定を整備する必要があります。
ネットワーク利用では,様々な不具合が起こる可能性があります。
 また,日常の管理としてデータのバックアップやアクセスログの記録・
保管など特有の仕事があります。これらの事項に対応できるように,校内
の管理体制をを整備する必要があります。
 また,学校内でのコンピュータ・ネットワークに関する利用規程を整備
することも必要です。情報倫理,個人情報保護といった視点から,学習者
向けと教職員向け双方のガイドラインになるような規定を整備することに
なります。

--------------------------------------------------------------------
[ほんねとーく]

● 「シーグラフ(SIGGRAPH)2002に見る最先端IT事情」
   (学習ソフトウエア情報研究センター 澤井 進)

 シーグラフ(SIGGRAPH)とは米国情報処理学会(ACM)の分科会が主催する世界
最大のマルチメディアとコンピュータ・グラフィックス(CG)のイベントです。

 今年のシーグラフは米国テキサス州・サンアントニオのコンベンションセン
ターで7月下旬に開催されました。

 今年は参加者約1万7千人、出展社225社で、昨年の参加者約3万4千人(約50%
減)、出展社303社(約30%減)より大幅に減っていました。米国のテロの影響が
いかに深刻かということが実感できます。また、長引く不況のせいか日本の企
業の出展は例年になく少なく、ブロードバンド技術を駆使した事例の紹介が多
かったようです:

・コンピータでスケッチ(AI社)
コンピータの画面がスケッチブックであるかのように、モデルをスケッチして
いく。まず、自分でスケッチしたものをスキャナーで読み込んで、手直しして
いく。画面に手描きの曲線が現れ、少しずつ変化していくところがおもしろい。

・モーションキャプチャー
 人間の動きをそのまま取り込んで、コンピュータの画面の別のキャラクターの
動きになる。人間の身体のいたるところにピンポン玉のような沢山のセンサーを
つけて、その動きをコンピュータに送っている。

・大型画面の3D(シリコングラフィックス SGI社)
 教室の壁面ほどもあろうかと思われる大画面に、コンピュータ・グラフィック
スでつくられたマルチメディア映像、しかも3Dの、精度の高い作品が映し出さ
れている。 まるで自分がそこにいるかのような美しい映像で、中国の寺院の中
を、ウォークスルー(仮想歩行)できる。
      動画:写真をダブルクリックして下さい≫
     
 最近は、映画もマルチメディアとコンピータ・グラフィックスのリアルな映像
を駆使をして制作されています。教室で教材としても使え、SGIの大型画面が
学校にもあったらどんなに素晴らしいことだろうとも感じました。
  ≪関連ホームページ≫
      ≪写真をダブルクリックして下さい≫
       
--------------------------------------------------------------------
[特別寄稿]

●「世界の旅 バーチャル・グランドツアー(23) スイス世界自然遺産ヘの道」
(連載) [対象: 校種:全般、学年:全学年・生涯学習、教科:共通]

 今回は、スイス唯一のユネスコ世界自然遺産「ユングフラウヨッホ」に通
づる登山鉄道「ユングフラウ鉄道」の今年7月27日の動画像です:

 ユングフラウ鉄道は、標高2061m、小さな峠という意味の「クライネ・シャ
イデック」駅から約50分で、標高3454m、鉄道駅としてはヨーロッパ最高地点
にある地下駅「ユングフラウヨッホ」駅に到着します。
 鉄道区間の3/4が、アイガーとメンヒの胎内に掘られたトンネルの中です。

 クライネ・シャイデックには、山を愛した作家「新田次郎」の記念碑もあ
り、アイガーとメンヒとユングフラウの名峰に吸い込まれるように、ハイキ
ングする人々が見られます。 
       動画:写真をダブルクリックして下さい≫
          
 列車は、途中、新田次郎の作品で有名な「アイガー北壁」のど真ん中の
アイガーヴァント駅と、アイスメーア駅で、各々5分間停車します。乗客は
山の崖壁をくりぬいた窓から外界を眺めることができます。            

●「相模の自然」('02/07)
      [対象: 校種:全般、学年:全学年・生涯学習、教科:共通]

 学情研ネットワーク研究会員の安立さんから提供されました相模の自然の
2回目です。今回は花箱(1)、野の花(1)の5種です。
      ≪写真をダブルクリックして下さい≫
      
● 「パピルスとロータス(エジプト睡蓮)」
   [対象: 校種:全般、学年:全学年・生涯学習、教科:共通]

 今回は、学情研ネットワーク研究会員の松さんから、アフリカ・エジプト
の首都カイロのパピルスとロータスの映像9点が送られてきました。

 パピルスは「若さ」や「喜び」の象徴として、太陽神の聖花ロータスは、
「再生」と「復活」の象徴として、ともにエジプトの国のシンボルです。
 考古学博物館の前庭に、かつてはナイル河沿いにたくさん自生していた
といわれる2種類の植物が植えられていました。  
       ≪写真をダブルクリックして下さい≫
         
(特別寄稿の原寸大映像は、膨大な容量になりますので、ご希望の方に実費
でDVD媒体で提供いたします)

--------------------------------------------------------------------
[学情研の動き]


● 「教育コンテンツ(デジタルアーカイブ)@学情研」の新情報('02/08/23)
 学情研ネットワーク研究会員のページ「 埼玉地区版」に「植物と環境に合わ
せた形態、県木1、高山植物(大雪山の植物)、電車・バスの乗り方、椅子、
商店街のお店、たまごの料理、算数・数学の図形、図形、書写の基本」の地域
素材を追加しました。
         、
● 「学情研ネットワーク研究会員」の募集
 学情研では新規の「学情研ネットワーク研究会員」を募集しています。
特に、コンピュータメーカOBや元教員の方の登録を歓迎いたします。

--------------------------------------------------------------------

【アドレスの変更・メールの配信停止はこのURLの一番下の文の「ここ」】
http://www.gakujoken.or.jp
(変更の場合は、解除・登録でお願いします)


【その他、ご意見等は】
gjk@gakujoken.or.jp まで連絡下さい。
(電話03-3464-1980、Fax.03-3464-2302)          学情研事務局

          ALL RIGHTS RESERVED, COPYRIGHT (C)GAKUJOKEN.2001