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*  学情研メールマガジン ============================= 2001/10/04   
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*              (財)学習ソフトウエア情報研究センター   
*                 【http://www.gakujoken.or.jp   
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  日頃、大変お世話になっております。学情研事務局からのお知らせです。
 
 今回、学情研と関係の深い方々に失礼かとは存じましたが、学情研の近況
をご紹介する意味で試験的にEメールアドレスを登録させて頂き、「学情研
メールマガジン」を送らせて戴きました。
 
 事務局の準備手順の手違いで「メールマガジン登録のお知らせ」メールが
ガネッサから、この「学情研メールマガジン第4号」より先に着いて不快に
感じられた方もいらしゃると存知ます。すみませんでした。
 
 次回から「学情研メールマガジン」の配信を希望されない方は、下記Eメ
ールアドレスにこのメールマガジン第4号をご転送下さるか、その旨ご連絡
くださいませ。
 今後とも、ご指導・ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。
 
            (連絡先)Eメールアドレス: gjk@gakujoken.or.jp 
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□ 目次
 
[メッセージ]
● 再掲載:校内ネットワークについて[堀口先生のご都合で次回連載]
 
[ほんねとーく]
● シ-グラフ(SIGGRAPH)2001に見る最先端IT事情(その1)  
 
[特別寄稿]
● ちょっとこんな話もありますよ
 
[学情研の動き]
● 「学情研ネットワーク研究会員」のページの新情報(01/10/04)
 
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[メッセージ]
 
● 再掲載:校内ネットワークについて[堀口先生のご都合で次回連載]
  (国立教育政策研究所 堀口秀嗣)
 
 
 校内ネットワークの充実は誰もが必要だと感じている。
 
 それは、個人情報保護の問題からも、著作権の問題からも、
問題が生じないで情報発信や情報共有が可能な電子空間になるのだから。
 しかも、レスポンスは早いし、容量をあまり気にしないで必要なだけ
使える。さらに、公的な手続きを経ないでよいから、学習途中の情報を
アップしてその直後に学習で使ったり、アンケートをWeb形式で実施
して直後にその集計結果を見ながら学習を深められる。
 
わかってはいても、一般の学校ではなかなか具体的に進まない。
 
長野県の村松浩幸教諭の実践事例では、そこの利点と工夫がわかりやすく
紹介されている。
 
村松氏が前任校の原中学校にいたときには、授業利用という総本山を一度に
攻めるのではなく、
「職員室内で高速なレーザープリンタをネットワークで共有させることで、
 自分の机から早くて綺麗な印刷ができる・・・(中略) そしてファイル
 共有である。フォルダ構造は校務分掌に沿ってフォルダを作成し、
 ・・・サーバーに分類し、保存していった。」
このことが年度末の引き継ぎに絶大な効果をもたらし、
使いながら増殖し、活用が日常化していく。
中学校らしい一つの普及のスタート方法であろう。
 
文書名のルール ”年度+具体名”で中身をその学校の先生ならわかるよう
にする。
\コンピュータ名\shoku$のようにうしろに$をつけて隠しフォルダにする。
 
など、ちょっとした工夫やアイデアで校内情報が充実していく。
充実するとその便利さが実感として感じられるようになる。
活用が広がる。そういう雪だるまが坂を転がっていくような感じでイントラ
ネット内の情報と活用が発展していく。
 
学習での利用でも、Webサーバーを利用して、校内でお互いに見られる
電子空間を作っていくことである。
 
それが増えていくと、子どもたちが見たくなるページ、出したくなるページが
増えていく。これと併行して、村松氏のところでは、伝言板や掲示板の設置
で電子的な情報の授受や意見交換を抵抗感のないものにしていく。
そうすることで、あちこちで歓声があがるような状況が生まれていく。
 
AUTOASPを利用した校内アンケートのページなどをつくり、
教師や児童生徒が気軽にアンケートを作成して実施して結果を見ると言うことが
日常的に行われるようになっていく。
 
 このように、少しずつできることが広がり、それを使う機運が生じ、
使い込むことで情報が蓄積されていって、最終的に日常化されていく。
 
 どんな素晴らしい道具を持ってきても、それが一気に提供されたのでは、
そういうものかで終わってしまう。少しずつ導入し、それを使う人がそれを
有効だと感じ、それを積極的に使おうとする姿勢が生じるように展開しない
限り「日常化」は果たせない。
 
そんな日常化のノウハウを村松氏の事例紹介に見た。
 
学習情報研究には特集ごとに面白い実践事例が紹介されている。
5月号、7月号、9月号で前半の3つの柱の特集が終了する。
とても紹介しきれないが、理論編+実践編の特集をしっかり読んでいただきたい。
 
 
 
次回はホームページ制作を予定しています。
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[ほんねとーく]
 
● シ-グラフ(SIGGRAPH)2001に見る最先端IT事情(その1) 
  (学習ソフトウエア情報研究センター 澤井 進)
                           
 
 9月11日夜9時頃,シ-グラフのデジタル映像を整理していると前面のTVに
突然ビル破壊のCG映像?が映し出された.
 
 「そういえば,シ-グラフのゲ-ムか映画の最新CG映像に青い空,銀色の魔天楼
に航空機が激突し爆発炎上する場面があったな.その予告編かな?」
と一瞬思った.
 
「ただいま米国から大変驚くべき映像が飛び込んで来ました」
沈痛なアナウンサ-の声がした.
 
 シ-グラフ(SIGGRAPH)とは米国情報処理学会(ACM)の分科会が主催する世界
最大のコンピュ-タグラフィックス(CG)のイベントである.
 
今年のシ-グラフはLA(ロサンゼルス)のコンベンションセンタ-で開催され,情報通信技術(IT)を
駆使したハ-ド,ソフトやサ-ビスを,コンテンツの上映で事例紹介するものが多かった.
 
 シ-グラフの展示会は,美人のコンパニオンの代わりに学生ボランテイアがいるという主
体的かつ参加型の展示会であった.日本からも,国際会議に出席しながら,
会場設営や案内係などをする学生ボランテイアが、至る所に活動していた。
 
 今年は出展社303社(参加者約3万4千人)で、昨年の316社より5%(参加
者約2万6千人)減っていた。
 展示会場には「空き」スペースが幾つも見られ、直前で展示中止せざる得
なかった企業が多く、米国のITバブル不況がいかに深刻かということがわか
った。
 
 反面、教育者用プログラム,電子劇場やマルチメディア工房、アートギャラリー等を含む
国際会議は例年以上に盛況であった。
 
教育者用プログラムでは、受講者が円形競技場のように座した、オ-プン教室で
指導要領(カリキュラム)にもとずき、「情報」や「美術」の実地教育を行って
いた。大テ-マは「学習にCGを使う意義や,そもそも教育とは何かを考え
直す」であった.
 
参加者の椅子の下には資料が入った白い無地の箱があり、この箱を使って
新しい家をCGで製作するというものがテ-マである。複数の講師が「劇」の
俳優のように役割を持って説明し、 受講者は10人前後の小グループに分か
れて新しい家のCG製作をしていた.
 
 電子劇場は展示会場からシャトルバスで15分程度行ったハリウッド映画の殿堂
であった.今年もこのスペイン風の建物で「グラデイエ-タ」のアカデミ-賞の表彰が
行われたという.
 ファイナルファンタジの最新CG映像を始め,悪夢のようなビル破壊のCG映像を
見たのはこの電子劇場であった.
 
       《内容は次回に続く》 
 
 シ-グラフ(SIGGRAPH)は、約30年の歴史をもつデジタルコンテンツの国際会議・
展示会であり,教育者用プログラムでは学校・生涯教育・企業内教育での
マルチメディア教育の実践法を示唆していた。
 
 日本にも、「美人コンパニオンの代わりに学生ボランテイアが主体の若さ溢れる
国際会議や国際展示会が欲しい」と感じた。
 
 (次回映像を「学情研ネットワーク研究会員」のページに掲載します。
                       URL:http://www.gakujoken.or.jp
 
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[特別寄稿]
 
● ちょっとこんな話もありますよ
 
  次回から総合的な学習の地域資料として役立つ「世界遺産の旅」を連載して参り
 たいと存じます。第1回はスペイン「アルハンブラ宮殿」のマルチメデイア紀行で
 す。第2回は中国「敦煌」です。
 
 (いずれも映像を「学情研ネットワーク研究会員」のページに掲載する予定です
                       URL:http://www.gakujoken.or.jp
 
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[学情研の動き]
 
● 「学情研ネットワーク研究会員」のページの新情報(01/10/04)
 
  新たに地域版に「千葉県 −縄文時代の食べ物   手賀沼を守る(水質汚濁)−」と
「秋田県 −本荘市の四季のまつり  本荘市の伝統工芸−」の情報を部分的に公開し
ました。
 また、新たに「国際理解」のページを「海外」と変えました。
          
  
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