●「世界の旅 − バーチャル・グランドツアー(6) −」(連載)
[対象: 校種:全般、学年:全学年・生涯学習、教科:共通]
アメリカ合衆国の首都「ワシントン」(Washington DC)の町並みの続編です。
今回、アメリカ合衆国駐日大使館文化部の好意により、テロ事件の関係で、
見学できなくなった「国会議事堂」(連邦政府議会議事堂:Capitol)内部や、
「ホワイトハウス」(White House)への道等、1994年当時の貴重な映像が
見れるようになりました。
これらは、アメリカ合衆国、『自由の国』の象徴です。
ワシントンDCはこの国会議事堂を中心に作られました。本映像の右(北)側
の上院と、左(南)側の下院からアメリカの国会が構成されます。
国会議事堂はローマのパンテオンを思わせるドームがあり、ドームの頂上に
はブロンズ製の「自由の女神像」(Statue of Freedom)があります。
国会議事堂には、東側の正面入口から、ドームの天井を見上げる円形大広間
(ロタンダ:Rotunda)に入ります。1961年にはジョン・F・ケネディが、
この東側正面玄関で「国に何をしてくれるかを問うのではなく、自分が国のた
めに何ができるかを問うべきだ」という歴史的な大統領就任演説を行っていま
す。(Ask not what your country can do for you, ask what you can do for
your country.)
ドーム天井のフレスコ画は、「ワシントンの礼賛」(Apotheosis of
Washington)と呼ばれており、アメリカ国民のジョージ・ワシントンに対する
崇拝の念を表しています。円形の壁に掛けられた巨大な油絵はアメリカ独立戦
争の一幕などが描かれています。
彫像ホール(Statuary Hall)には1864年からアメリカ50州がそれぞれ
選んだ、州で傑出した人物2名の彫像が陳列されています。
≪動画≫http://www.gakujoken.or.jp/dam/washington3.mpg
=============================
南北戦争の名将リー将軍(バージニア州)や、菜食主義で有名なモルモン教
創始者ブリガム・ヤング(ユタ州)等のブロンズ像や大理石像があります。
円形大広間の真下の地下室は、国会議事堂の歴史を物語る博物館で、バージ
ニア州産の砂岩でできた40本の円柱が、まばゆいライトに照らされ金色に輝
いています。
国会議事堂の西側広場は、広々としたモールに面しています。
1981年のレーガン大統領から大統領就任式が、この西側広場で行われる
ようになりました。
≪動画≫http://www.gakujoken.or.jp/dam/washington4.mpg
=============================
ホワイトハウスの入場整理券発券テントに向かう途中、グランドのように広
いエリプス広場(The Ellips)から、遠くに緑に囲まれた白亜のホワイトハウ
スが見えます。
アメリカ合衆国大統領の官邸は通称「ホワイトハウス」と呼ばれますが、正
式名は「プレジデンツ・ハウス」(President's House)または「プレジデンツ
・パレス」(President's Palace)です。
誘導に従いホワイトハウス・ビジターセンターの前を通り、ホワイトハウス
の東側ゲートより玄関に向かいます。建物の内部は、撮影禁止。
ホワイトハウスを出て、アメリカ東部の古い町並みが残る「ジョージタウン
大学」の町「ジョージタウン」を経て、ダレス国際空港に向かう。
ポトマック川河畔に日本から送られた桜の並木が生い茂っており、川を渡る
時、1789年アメリカ初のカトリック系の大学として設立された「ジョージ
タウン大学」の尖塔が見えました。
≪動画≫http://www.gakujoken.or.jp/dam/washington5.mpg
=============================
(財)学情研メールマガジン 年末特別号 (2001/12/28 発行)に掲載されました。