●「世界の旅バーチャル・グランドツアー(55) コリントス運河」
(連載) [対象: 校種:全般、学年:全学年・生涯学習、教科:共通]
今回は、ギリシャ本土と、ミケーネ、オリンピア等ギリシア文明の故郷というべき
ペロポネソス半島を分ける「コリントス運河」の動画像です。
コリントス運河は、アテネの西約80kmにあり、アテネ南部のサロニコス湾と、
イタリア南部・イオニア海に通じるコリンシアコス湾を結ぶ交通の要衝にあります。
長さは6,343m、幅23m、水深7mです。
国道沿いの橋から水面まで約80mあり、深い溝型の運河となっています。
橋の中央からコリンシアコス湾方向を眺めると、コリントス運河を進む船と鉄道の
鉄橋が見えます。
ロッシーニ作オペラ「コリントの包囲」は、ここコリントスが舞台です。
15世紀オスマントルコ軍に包囲されたコリントスの総督の娘とオスマントルコの
マホメット二世との許されぬ恋と、マホメット二世に破壊され全滅するコリントス軍や
都市を描いた悲劇です。
コリントス運河構想は、古代都市コリントスが最も隆盛を極めた紀元前7世紀からあり、
ローマ皇帝ネロはその実現を企てた最初の人物といわれています。11年の歳月をかけて
運河が開通したのは、1893年です。
スエズ運河開通した24年後で、パナマ運河起工の8年後です。
コリントス運河は、その後のギリシアの経済の発展に大きく影響したといわれています。
≪動画・静止画「コリントス運河」のホームページ≫



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(財)学情研メールマガジン 第59号 (2003/11/28 発行)に掲載されました。