●「世界の旅 バーチャル・グランドツアー(34) 古代パピルス紙の製法」

(連載) [対象: 校種:全般、学年:全学年・生涯学習、教科:共通]


 今回は、古代エジプトのパピルス紙の製法の動画像です。

 
パピルス(papyrus)は、ナイル河の水辺の湿地帯に生えるカヤツリ草科の植物パピルス

(カミガヤツリ)という草の茎から製した一種の紙です。

 パピルス紙は、「paper」の語源として知られているように、古代エジプトでは約5000年前から

使用され、今日の製紙法が発達する7〜8世紀までヨーロッパでも利用されました。

 現在パピルスは、 「パピルス画」等のお土産品として販売されています。

道路で売られているパピルスは、バナナの皮や木から作ったニセモノが多く、注意が必要です。


 古代エジプトから伝わるパピルス紙の製法は、以下の通りです:

            (「ナイル・パピルス・センター」に於いて)

  1)パピルスの茎を短く切断し、外皮をむき、外皮は捨てます。


 2)パピルスの中身を縦に薄く削いで短冊にします。

 3)短冊になったパピルスを木槌でたたき、伸ばし棒で短冊を伸ばし水分
  を取り除きます。

 4)しなやかになったパピルスの短冊を6日間水につけておきます。

 5)平らな水切りの上にパピルスの短冊を十文字に重ね、1枚のシート状にします。

 6)パピルスの短冊のシート上に水切りを置いて、6日間万力で圧力をかけ脱水します。

以上で、本物のパピルス紙が完成します。

≪動画≫ 



                     ≪写真をダブルクリックして下さい≫



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(財)学情研メールマガジン 第37号 (2003/1/24 発行)に掲載されました。