諏訪原城

 諏訪原城は、島田市金谷にある山城跡で国指定の史跡です。
 遠江をめぐる武田信玄と徳川家康の争奪戦の中で、信玄が1569年(永禄12年)築城しました。その後武田勝頼が馬場美濃守氏勝に命じて城を改修し、高天神城攻略の駿河・遠江の拠点としましたが、武田軍は1575年(天正3年)長篠設楽原の戦いに大敗を喫し、諏訪原城も徳川方に攻め落とされました。家康は城の名を牧野城と改めましたが、武田氏滅亡後は廃城となりました。
 東方に大井川が流れる牧ノ原台地の北東の先端に築かれた、武田氏の築城法の典型的な山城です。本丸・二の丸など八郭が扇状に配置されている縄張りで、現在でも一面の茶畑の中に曲輪跡、空堀、井戸など9割の遺構が残っています。

2010.3.12

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