勝連城

 勝連城(かつれんグスク)は、沖縄県うるま市の勝連半島にある城跡で、国指定の史跡です。また、2000年11月に首里城跡などとともに、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして世界遺産に登録されました。登録されたグスクの中では最も築城年代(12〜13世紀頃)が古いとされています。
 勝連城には10代の按司(あじ:地方の支配者)が住んでいたとされ、最後の城主であった阿麻和利(あまわり)の時代には海外との貿易も盛んに行い、最も栄えていたといわれています。阿麻和利は1458年に首里城を攻めましたが琉球王国を統一しつつあった尚氏に滅ぼされました。
 標高約100mの丘陵の麓に五の郭、四の郭があり、石灰岩の石垣で仕切られた三の郭、ニの郭、一の郭が階段状に連なっているというかなり大きな城でした。二の郭跡には正面17m、奥行き14.5mの大きな殿舎があったと思われる礎石が残っており、一の郭には御嶽(うたき:信仰のための拝所)の跡が残っています。
 高い石垣で築かれた要塞のような城は、ヨーロッパの古城のような趣があり、一の郭からは沖縄の青い海や島々を臨むことができます。


                            ≪勝連城の動画≫                         ≪一の郭の動画≫
                                    


2010.1.27