小田原城

 小田原城は、神奈川県小田原市城内にある平山城跡で、国指定の史跡です。
 1180年頃伊豆の土居氏の子、小早川遠平が小峰山に館を築いたのが始まりとされています。土居氏が失脚すると駿河の大森頼春が城主となります。1495年伊豆韮山城の伊勢新九郎(後の北条早雲)が、大森氏を滅ぼし、小田原城を手に入れ本拠地とします。北条早雲以下5代に渡り、城の拡張工事が続けられ、約9kmにおよぶ空堀と土塁で城下町全体を囲む総構えの大城郭を造りました。豊臣秀吉の小田原征伐によって北条氏が滅亡すると、領地は徳川家康に与えられ、家臣の大久保忠世が入ります。天領になった時代もありますが、1686年からは大久保氏が10代続いて明治を迎えました。
 小田原城は、大森氏の居城であった中世、戦国時代の北条氏の大城郭、江戸時代の小田原藩の藩庁としての城という3時代の城郭域からなっているので、現在も両方の遺構が残っているという珍しい城跡です。
 1960年(昭和35年)に江戸期の天守が復元されたほか、常磐木門、銅門、馬出門なども復元されています。

                                 

北条早雲像















銅門







本丸東掘跡



常磐木門

天守閣



天守から一夜城方向

天守から駿河湾











北条時代の大堀切

2010.3.11

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