ハードル越えゲームを作る

 この章ではScratchを使って簡単なゲームを作ります。ネコが走っているように見えるコスチュームの切り替え、新しいスプライトの作成、スプライトの繰り返し移動、衝突判定などいくつかのプログラム技術を学ぶことを目的としています。

 Scratch2.0の起動画面です。起動した状態ではネコの絵だけがある状態です。ブロックも何も置かれていません。


ハードル越えゲームの基本設計

 一人で作る簡単なゲームでもどんなシナリオにするのか、絵などの素材は何が必要なのかを最初に考えてから取り掛かりましょう。

 このゲームは

  • ゲームスタートするとネコが走る
  • 適当な間隔でハードルが出てくる
  • ハードルに当たるとライフポイントが減る
  • ネコはハードルを飛び越えることができる
  • うまく飛び越えたら点数ポイントが増える
  • ライフポイントがゼロになったらゲーム終了
とします。

 実際にはネコをステージ上で走らせるとすぐ終わってしまうので、ハードルが右端から現れて左端に消えていく。これを繰り返します。
 ネコが走る動作も細かく絵を分けて動かすのは大変なので、2つのポーズを切り替え、走っているように見せます。
 ネコがハードルを飛び越える動作はスペースキーを使います。スペースキーを押せば一定時間、ハードルより高い位置に移動します。
 ハードルに衝突したかどうかの判定は、ネコとハードルの座標が一致するかどうかで見ます。
 最初にライフポイントを10、点数ポイントを0にして初期化します。
 衝突するとライフポイントが1ずつ減ります。点数ポイントはハードルをクリアしたら1ずつ増えます。
 絵はネコはあらかじめ用意されているコスチューム1とコスチューム2、ハードルはペイントエディタを使って描きます。


ネコの絵を用意する

 ネコが走っているように見える絵は、Scratchに用意されていますので、それを活用しましょう。
画面の中央にある「コスチューム」タブをクリックしてください。するとそこにネコのもう1つの絵があるのを確認できます。


 ここでネコは「スプライト」と呼びます。またネコの絵が2つありますが、これはそれぞれ「コスチューム」と呼びます。ここでは「ネコのスプライトは2つのコスチュームを持っている」となります。
2つのコスチュームをマウスでクリックすると、ステージのネコの絵がそれに応じて変わります。これを走っているアニメーションにします。

 実際に操作している映像です。