2015年学習情報研究誌目次一覧

  
11月号・・・特集 デジタル教科書/電子黒板の有効な活用
09月号・・・特集 メディア・リテラシー/デジタルコンテンツ
07月号・・・特集 校務の情報化/情報活用能力調査結果の解説
05月号・・・特集 日常的なICT活用/先導的学習
03月号・・・特集 情報活用能力の育成の現状と課題/国際理解
01月号・・・特集 校務の情報化とセキュリティ/デジタル・メディア時代の学校図書館の課題
(隔月発刊)


2015年 11月号目次
デジタル教科書 コーディネータ:東原 義訓
学習者用デジタル教科書に関係する制度的背景とその動向 信州大学 東原義訓
<抄 録>
学習者用デジタル教科書に関係する動きが活発になってきている。本誌「学習情報研究」は,4年にわたって学習者用デジタル教科書に注目してきた。
今年度の本特集では,学習者用デジタル教科書に関係する,国の動き,機能と仕組み,教育実践,学習記録データ,効果,国際標準など,その領域の第一人者に解説をお願いし,多方面から学習者用デジタル教科書をとらえることができるように構成した。
なお,教科書出版社による解説は別の機会に譲りたい。また,デジタル教科書・教材,電子教科書など類似の用語については,現段階では厳密に定められてはいないので,それぞれの著者の使い方で表現されている。
<キーワード>
教科書,学習者用デジタル教科書,デジタル版教科書
デジタル教科書に求められる機能と仕組み 東京学芸大学 加藤直樹
<抄 録>
本稿では,授業や家庭学習で情報通信機器が活用されるようになる中注目されている学習者用デジタル教科書に求められる機能と仕組みについて述べる。既に製品化も始まっているが,すべての児童生徒が利用する可能性のある教材であり,そのあるべき姿は教科書出版社の垣根を超えて検討すべきである。本稿は文科省学びのイノベーション事業の中で議論された内容を元に筆者の考えを織り交ぜながらまとめたものである。
<キーワード>
指導者用,学習者用,ビューア,コンテンツ,マルチOS,マルチユーザ,ハイブリッド型レイアウト,コンテンツアドイン,アノテーション,メタデータ
学習記録データが“学び”を変える 東京学芸大学 森本康彦
<抄 録>
タブレット端末と情報通信ネットワークを活用した新たな学びでは,その場で消えてしまっていた多くのリアルな学びそのものをデータとして蓄積することを可能にする。この蓄積されたデータは「学習記録データ」と呼ばれ,児童生徒の主体的な学びを引き出す際の重要な存在として注目を集めている。本稿では,まだ馴染のない「学習記録データ」について詳しく解説し,その有効的な利活用と今後の方向性について述べる。
<キーワード>
学習記録データ,学習記録,学習履歴,eポートフォリオ,教育ビッグデータ.
これからの学習者用デジタル教科書・教材が拓く教育実践 つくば市教育局 総合教育研究所 毛利 靖
<抄 録>
平成24年度に開校した施設一体型小中一貫教育校春日学園つくば市立春日小・中学校では,開校当初から教科書会社が制作した指導者用デジタル教材を活用した授業の実践をおこなってきた。そして,平成26年度に文部科学省「ICTを活用した課題解決型教育の推進事業(デジタル教材等の制作・流通の促進に向けた試験研究)」の実証研究校として学習者用デジタル教科書・教材を活用した授業研究をおこなった。その教育実践の内容を紹介する。
<キーワード>
学習者用デジタル教科書,電子黒板,デジタル教科書とアプリケーションとの連携
学習者用デジタル教科書の効果 新潟大学教育学部附属新潟小学校 片山敏郎
<抄 録> 
学習者用情報端末の整備が進み,学習者用デジタル教科書も発売され始めた。紙にはない様々な効果がある一方,紙に及ばない点や配慮すべき点もある。しかし,遠くない未来に,一人一台の情報端末が導入されるとともに,学習者用デジタル教科書が普及することは必然の流れにある。大切なことは,これからの子どもに付けたい力を獲得させるために,デジタル教科書の効果をどう最大化するかである。そのためには,より使いやすい機能や内容はもちろんのこと、教員や児童に情報リテラシーを育成することや授業デザインの見直しを含めて考えていくことが必要である。
<キーワード>
学習者用デジタル教科書,タブレット端末,情報教育
デジタル教科書教材の普及に関する提言 デジタル教科書教材協議会 中村伊知哉・石戸奈々子
<抄 録>
教育情報化「後進国」の日本だが、政府・地方自治体はその推進に力を入れ始めた。民間団体であるデジタル教科書教材協議会(DiTT)は、これらと連携し、普及活動と提言に取り組んでいる。これまで、一人一台の情報端末の整備、ネットワーク環境の整備、デジタル教科書正規化に向けた制度改正など数次にわたる提言を発出し、実現を図ってきた。現在、これらを総合的に推進するための「教育情報化推進法」の策定に注力している。
<キーワード>
教育情報化、デジタル教科書、スマート教育、デジタルランドセル
国際標準化から見た学習者用デジタル教科書 上智大学 田村恭久
<抄 録>
電子教科書の現状をいくつかの側面で紹介する。まず、各国の導入・検討状況や、各種標準化団体における電子教科書の機能検討状況を示す。また、電子教科書の導入の是非を巡る議論が盛んであり、そのいくつかの論点を整理する。現在の電子教科書の機能では、従来の学習活動を全てカバーすることは不可能であり、授業中の活動、教授方法、授業運営方法に依存することは明らかである。さらに、電子教科書のファイル形式の候補をいくつか紹介する。このなかで、電子書籍の形式の1つであるePub3と、その拡張であるEDUPUBが現在最も有力な候補である。
<キーワード>
電子教科書,標準化,機能要求,タブレットPC,ファイル形式,電子書籍
『電子黒板の有効な活用』〜さまざまな立場からの提案〜 コーディネータ:佐藤幸江
電子黒板の有効な活用 金沢星稜大学 佐藤幸江
<抄 録>
電子黒板は,単なる提示装置である。電子黒板を含めどのようなICT環境が整備されると,授業での活用が促進されるのか,具体例をもとに検討する。自治体や学校では,児童生徒につけたい力を明確にもち,その特徴を生かした活用事例を共有し,よさや課題を検討する中で好事例が蓄積されていくことを期待したい。
<キーワード>
電子黒板,ICT環境、ICTの特徴,授業支援システム
電子黒板の整備経過と成果や期待 大和市教育委員会教育研究所 深谷美紀
<抄 録>
大和市では、平成22年度から25年度にかけて、市内小学校普通教室、小中学校特別支援学級、中学校理科室へ電子黒板整備を順次進め、併せて実物投影機等も導入して、教材拡大提示によるわかりやすい授業の工夫に取り組んでいる。また、昨年度タブレットPCを整備した際、中学校に移動式の電子黒板機能付プロジェクタを導入し、小学校同様、中学校普通教室でもタブレットPCと電子黒板活用を連動させた有効活用を推進している。
<キーワード>
電子黒板,実物投影機,電子黒板機能付プロジェクタ,タブレットPC,21世紀型能力,情報モラル教育
電子黒板の導入で期待すること 高知市立潮江南小学校 小比賀博
<抄 録>
高知市のICT研究指定校となり電子黒板が導入された。使い方の研修を受けたときには,全員が大きな期待感を持った。しかし,電子黒板を設置しているICT教室を使っているのは限られた学級ばかり。
<キーワード>
電子黒板,ICT教室,ベテラン教員,若年教員,教具
電子黒板の活用のメリットとデメリット 七尾市立小丸山小学校 田口 優
<抄 録>
平成25年6月,第2期教育振興基本計画が策定され,その中で,子どもたちに確かな学力を育むための方策として「ICTの積極的な活用をはじめとする指導方法・指導体制の工夫改善を通した協働型・双方向型の授業革新を推進する」ということが明記された。これに伴い,今後,教育現場には電子黒板やタブレット端末等のICTがさらに積極的に導入されることが予想される。本稿では,電子黒板を活用した授業をもとに,電子黒板活用のメリットとデメリットを考察する。
<キーワード>
ICT,電子黒板,児童生徒の興味・関心,表現力,学び合い
電子黒板と黒板の使い分け 高森町立高森中学校 薮田挙美
<抄 録>
学校に電子黒板が導入され3年が経過し,多くの失敗を繰り返しながら,授業での電子黒板活用を継続してきた.それらの実践で気づいたことは,電子黒板と黒板の使い分けであった.
今回の実践では,協働的な学習を通して,生徒に分かりやすい授業を展開することを目指した.そのためには,黒板と電子黒板のそれぞれの特長を生かしながら,課題を提示したり,発表やまとめを行ったりすることが重要であった.
<キーワード>
電子黒板・思考の可視化・課題解決型学習・協働的な学習
電子黒板は 思考のプラットフォームに 日本視聴覚教具連合会 太田 泉
<抄 録>
電子黒板は登場以来、教師と生徒のための「思考のプラットフォーム」として、重要な役割を担ってきた。アクティブラーニングの時代を迎えて、電子黒板の活用はますます広がっている。今後も様々な授業方法が開発されるなかで、電子黒板が、授業における「ICTのハブ」としての役割を拡大していくと考えられる。
<キーワード>
電子黒板、アクティブラーニング、高大接続改革、同期型授業、非同期型授業、遠隔授業、MOOC
◆シリーズ 子どもが集う学校図書館
情報検索基地としての学校図書室作り 横浜市立あざみ野中学校 遠藤肇子
<抄 録>
横浜市立あざみ野中学校の図書室は、「知りたいことがあれば、そして新しいわくわくはまず図書室へ」と思ってもられるような環境作りに取り組んできた。その改革の経緯をお伝えしたい。
<キーワード>
デジタル・ネイティブ、critical thinking, active learning
学校図書館資料としての新聞記事データベース 宮城県名取北高等学校 齊藤麻里江
<抄 録>
学校図書館は学習・情報センターとして生徒と教職員の要望に合う資料を提供することが求められる。本稿では国語科のレポート作成の授業内容を紹介し,新聞記事データベースの資料としての強みについて考えたい。
<キーワード>
学校図書館 データベース 新聞 レポート
◆シリーズ ICT CONNECT21
ICT CONNECT 21 ビジョン委員会について 中村伊知哉/新井健一
<抄 録>
ICT CONNECT21(以下、本会)は、これからの学びの在り方、教育動向、ICTの可能性と課題などを踏まえつつ、誰もが、いつでも、どこでもICTを活用して、世界最高レベルの学びに取り組めるような環境を実現するため、国内においては、民間の協業体制と官民及び学との連携のための中心的役割を果たし、海外においては、有力な機関との連携、協業ができるような存在を目指す。
<キーワード>
「ビジョン」 「アクションプラン」
連載 情報セキュリティ入門
第3章 インターネット社会が抱える課題(つづき)
芦葉 浪久
授業支援システム&ソフトウェア特集
◆11月号広告索引
◆「学習情報研究」購読申込書◆次号予告・編集後記
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2015年 9月号目次
メディア・リテラシー コーディネータ:中橋 雄
ソーシャルメディア時代のメディア・リテラシーの構成要素   武蔵大学 中橋 雄
<抄 録>
本稿では、ソーシャルメディア時代のメディア・リテラシーの構成要素を確認した上で、授業実践を行う際のテーマ例を検討する。ユーザーがコンテンツの生成に関わるというソーシャルメディアの特性や、ライフスタイルや価値観がどのように変化するかについて教育現場で教えるとともに、メディアのあり方について提案する能力を育成する重要性が増すことについて論じる。
<キーワード>
メディア・リテラシー、構成要素、ソーシャルメディア
中・高校生のソーシャルメディア利用の実態 和歌山大学教育学部 豊田充崇
<抄 録>
中・高校生のソーシャルメディア利用の実態及び生活に密着したネット利用の状況を調査した。高校生のスマホや各種アプリの利用率は全般的に中学生よりも高いが、利用傾向は類似していた。加えて、受け取ったメッセージの感覚の相違について調査し、現在の中学生のネットワークコミュニケーションの一端を明らかにした。
<キーワード>
SNS スマートフォン 情報モラル教育 ネットワークコミュニケーション
メディア・リテラシー育成を目指した授業設計 明星大学教育学部 今野貴之
<抄 録>
本稿では、メディア・リテラシー育成を目指した授業設計を考えるためのポイントについて報告する。授業実践の現状と課題を取り上げたうえで、学習目標と評価基準の設定について考察する。
<キーワード>
授業設計、学習目標、評価
ディアで表現する学習に活用できる到達目標の開発 放送大学 中川一史
<抄 録>
メディアで表現する学習に活用できる到達目標を開発した。到達目標を活用した実践も多く見られるようになってきた。
<キーワード>
メディア、表現学習、到達目標
フィンランドのメディア教育 〜日本とフィンランドの授業比較から〜 金沢星稜大学 佐藤幸江
<抄 録>
ヨーロッパでは、映画の時代も含めてメディア教育(メテ?ィア・リテラシー教育)の歴史が長いことが、小平によって報告されている(2012)。その報告でも紹介されているフィンランド。日本とフィンランドの小学校で、新聞制作の授業に取り組んだ。2つの事例比較をもとに、日本の国語科教育の課題を述べる。.
<キーワード>
メディア教育 フィンランド 新聞制作 国語科教育
「メディア・コミュニケーション科」のカリキュラム改善の取組 京都教育大学大学院 浅井和行
<抄 録>
本稿は、京都教育大学附属桃山小学校が2011年度に開発した小学生にメディア・リテラシーを育成する新教科「メディア・コミュニケーション(MC)科」のカリキュラム改善を図ったことを報告するものである。 
<キーワード>
メディア・リテラシー、新教科開発、カリキュラム改善
タブレット端末で学ぶメディア教育用教材 十文字学園女子大学 川瀬基寛
<抄 録>
手軽さからタブレット端末が初等教育の現場に導入されやすい。ここではタブレット端末でSNSを学ぶためのメディア教材開発を行なった。開発したデジタル教材の内容やシステム,活用における問題点を述べていく。
<キーワード>
メディア教育、ソーシャルメディア、メディアリテラシー、タブレット端末、デジタル教材開発
メディア・リテラシーを育む学校放送番組 NHK 青少年・教育番組部 藤森康江
<抄 録>
NHK(Eテレ)で放送中の「メディアのめ」は、小・中学生がメディア・リテラシーを身につけることを目的とした学校放送番組である。本稿では、番組のラインナップや構成・内容を詳しく紹介し、先生方に授業で活用していただくきっかけとしたい。
<キーワード>
メディアのめ、学校放送番組、メディア・リテラシー、授業、活用、スマホ、ホームページ、配信
アクティブ・ラーニングを意識した一人一台のタブレット端末環境におけるメディア・リテラシー実践 東京都北区立豊川小学校 佐藤和紀
<抄 録>
本論では、一人一台のタブレット端末環境で児童が主体的能動的にメディア・リテラシーを習得していくことを目指したアクティブ・ラーニングの実践について報告する。
<キーワード>
メディア・リテラシー タブレット端末 アクティブ・ラーニング
思いを伝えるカメラワークの学習 綾瀬市立綾北小学校 吉田雄一
<抄 録>
本校では、総合的な学習の時間の「福祉学習」の一環として、毎年「地域の老人ホームとの交流会」を行っている。今年度、児童はタブレットパソコンを使って「学校を紹介する動画づくり」に挑戦した。本稿ではその活動や、学習の成果について解説をする。
<キーワード>
メディア表現学習、カメラワーク、動画づくり、総合的な学習の時間、福祉学習
マンガの読みを通したメディア・リテラシーの伸長の試み 江津市立津宮小学校 大久保紀一朗
<抄 録>
本論では小学校4年生においてマンガ表現を読み解き文章化する学習活動の学習効果と、メディア・リテラシー伸長への効果について述べる。
<キーワード>
小学校教育,メディア・リテラシー,メディア教育,マンガ,書くこと
学校放送とICT機器を活用したメディアリテラシーを育む授業実践 松阪市立三雲中学校 楠本 誠
<抄 録>
メディアリテラシーを育むために、学校放送を教材とし、1人1台のタブレット端末で視聴し授業を行った。その授業デザインと授業実践、検証を報告する.
<キーワード>
学校放送 タブレット端末 メディアリテラシー
メディアの意味と特性を知る教科情報の取り組み 聖母被昇天学院中学校高等学校 岡本弘之
<抄 録>
高等学校情報科の教科書ではメディア・リテラシーをどう取り上げ、また教科書の内容に沿ってどのような授業実践が行われているのだろう。本稿では情報科の授業の中で行うメディア・リテラシー教育について、勤務校で実践した授業実践を紹介したい。
<キーワード>
メディアリテラシー、高校、情報科、授業実践
小学校低学年におけるゲームとのつきあい方学習の提案 鳥取県ケータイ・インターネット教育推進員 今度珠美
<抄 録>
小学校低学年で実践できるゲームとのつきあい方学習教材を開発した。本教材は,指導案,ワークシート,デジタル紙芝居を活用した学習を通して,ゲームの登場人物のステレオタイプやゲームを面白くする仕組みについて考える。本教材開発の目的,実践検証から見えてきた課題,今後の展開について考察する。
<キーワード>
小学校低学年学習,メディア・リテラシー,教材開発,授業実践
デジタルコンテンツ コーディネータ:村井万寿夫
デジタルコンテンツを活用する授業の「工夫」と「行い方」について 金沢星稜大学 村井万寿夫
<抄 録>
ICT整備の進展とともに、タブレット端末や電子黒板などのハードに対して、「デジタルコンテンツ」「デジタル教材」「デジタル教科書」などのソフトが豊富になってきた。
今号では「デジタルコンテンツ」をテーマに4氏に実践事例を紹介していただくので、コーディネータ役の筆者としては、先ず、「デジタルコンテンツ」の捉え方について整理する。次に、デジタルコンテンツを活用する際の問題点について言及する。さらに、その問題点をいかに解決していくかについて提案する。
<キーワード>
デジタルコンテンツ、教材、工夫、問題点、行い方
国語科におけるデジタルコンテンツの活用 金沢市立小坂小学校 山口眞希
<抄 録>
文部科学省「情報活用能力調査」の結果を概観し,調査問題と児童生徒の達成度の関係やその特徴について理解を深める.
<キーワード>
情報活用能力,調査問題,児童生徒の達成度
社会科歴史学習におけるデジタルコンテンツの活用 茨城大学教育学部 小林祐紀
<抄 録>
本稿では,筆者が小学校教師だった昨年に行った授業をもとに,小学校社会科歴史学習におけるデジタルコンテンツの活用を論じる.
思考力や表現力を育むことを目的に,学習者である子どもたちが主体となって,デジタルコンテンツを活用した授業の実際,授業の配慮するべき点などを中心に報告する。
<キーワード>
デジタルコンテンツ タブレット端末 思考力・表現力 社会科歴史学習
デジタルコンテンツを活用した理科授業 金沢市立十一屋小学校 福田 晃
<抄 録>
小学校理科「水よう液のはたらき」において、タブレット端末及び授業支援ソフトを用いた事例を紹介する。本稿では、タブレット対応授業支援ソフトを活用した4つの場面について述べていくこととする。
<キーワード>
デジタルコンテンツ、授業支援システム、タブレット端末、6年生、理科、「水よう液の性質とはたらき」
特別支援教育におけるデジタルコンテンツの活用 石川県立いしかわ特別支援学校 荒木敏彦
<抄 録>
心身に障害のある生徒にとってデジタルコンテンツを作ることは学びの確かめやコミュニケーション、共同学習の機会を持つ意味でも重要であるが、それ以上に自己有用感を高める絶好の素材といえる。成功体験を体感させるためにも教員は生徒の実態をしっかり把握し、適切なハードウエア、ソフトウエアを選択することが大切である。
<キーワード>
タブレット端末 支援機器 自己有用感 マルチメディア デジタル絵本 合理的配慮
◆シリーズ 子どもが集う学校図書館
学校図書館の充実に必要なものと人 NPO法人ガリレオ工房 土井美香子
<抄 録>
児童生徒、先生がたの学校図書館活用の場面は多彩である。多様な学びの要求に応える学校図書館の充実には、資料と人材の充実が必要である。資料の充実のための教育資金投資に加え、人材育成プランをもとう.
<キーワード>
学校図書館 情報センター 学習センター 学校司書 ICT 教育の情報化 課題学習 理科読
英語文献収集のための新聞記事データベース活用 明治大学付属明治高等学校中学校 江竜珠緒
<抄 録>
朝日けんさくくんなどの新聞記事データベースでは和英対照の社説や天声人語などを読むことができるため,イングリッシュ・プレゼンテーションのためのテーマ探索,英語文献収集の助けとなる。便利なツールであるとの認識が浸透すれば,その後は自発的な利用が増えていく。
<キーワード>
NIE,学校図書館と英語科との連携,イングリッシュ・プレゼンテーション,英語文献収集
◆シリーズ ICT CONNECT21
ICT CONNECT 21 技術標準化 ワーキンググループについて 技術標準化WG 座長
技術標準化WG 副座長
田村恭久
藤村裕一
抄 録>
本年2月に発足したICT CONNECT 21(みらいのまなび共創会議)の技術標準化ワーキンググループ(以下WG)について述べる。このWGの役割は、日本における教育の情報化に寄与する、オープンな技術規格を議論することである。
<キーワード>
「ICT」「学習・教育オープン・プラットフォーム」
連載 情報セキュリティ入門
第3章 インターネット社会が抱える課題
芦葉 浪久
New Products File
スクリーン兼用シート「ナノホワイトシート」
プリンタ「MC883dnwv」など4機種
エコフレンドリーなプロジェクター「XJ-V1」
学校専用カラー拡大機imagePROGRAF「iP770 School」
◆9月号広告索引/情報教育セミナー2015の概要報告
◆「学習情報研究」購読申込書◆次号予告・編集後記
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2015年 7月号目次
校務の情報化 コーディネータ:高橋 純
校務の情報化を推進するために   富山大学 高橋 純
<抄 録>
現在,校務システムで取り扱われている校務情報は,校務のわずかな部分であった.まずは足元からしっかりと情報化を図っていく必要がある.一方で,高度にコンピュータ化・ネットワーク化された社会が要求する水準からも,校務の情報化を図っていく必要がある.つまり,これまでの歴史や経緯を大切にしつつ,あるべき姿を目指した革新も行う,両面からの取り組みが必要であろう.それが,さらなる教育の質の向上に資することになると考えられる.
<キーワード>
校務の情報化,諸外国における校務の情報化,社会の情報化
校務情報化の必要性 逗子市教育委員会 村松 雅
<抄 録>
校務支援システムの導入を中心とした校務情報化が進んでいる中,教育行政の立場からシステム導入で期待する効果や,次のステップである「教育活動支援」機能について,教育課題への取り組みと併せて考えを述べる。
<キーワード>
校務支援システム 効率化 標準化 共通化 教育活動支援 調査 数値化 蓄積 共有 課題解決
校務の情報化を進める学校運営のポイント 札幌市立発寒西小学校 新保元康
<抄 録>
近年、学校現場での校務用コンピュータや校務支援システムの整備は急速に進んできた。しかし、学校現場では、同レベルの情報環境が整備されても、その運用には大きな差がある。その背景にはどのような要因があるのだろうか。また、どのようにすると校務の情報化を進展させ、その最終的な目的である「教育の質の向上と学校経営の改善」を実現できるのであろうか。本稿では、情報化を推進する学校運営のポイントについて考察する。
<キーワード>
校務の情報化 校務支援システム 教職員の意識
春日井市における校務情報化の取り組み 春日井市立出川小学校 水谷年孝
<抄 録>
校務の情報化を推進するためには,単にシステムを導入すればいいのではなく,情報の共有や業務の見直しなどをきちんと行わなければならない。また,活用を支える組織づくりも欠かせないものである。1999年からの15年間の取り組みを紹介する。
<キーワード>
校務の情報化,教育情報の共有,校務支援システム,効率化,業務の見直し,組織,アンケート
笠岡市における校務情報化の取組 笠岡市教育委員会 橋伸明
<抄 録>
岡山県笠岡市では,校務支援システムの整備・活用に重点を置いた校務情報化の推進計画を立て,実施している。予算獲得のための工夫,競争入札に臨む際の留意点,学校の先生方と導入企業との間に立った調整・働きかけ等,教育委員会主導で推進した校務情報化の概要について報告する。
<キーワード>
校務の情報化,教育の質的向上,校務支援システム,予算,競争入札,教員研修,カスタマイズ
米沢市立東部小学校おける校務情報化の取り組み 米沢市立東部小学校 金 俊次
<抄 録>
校務の情報化の目的は、「効率的な校務処理とその結果生み出される教育活動の質の改善にある。」と「教育の情報化に関する手引」に示されている。その「効率的な校務処理」が多忙化の解消につながり、そこで生まれた時間を本来の子どもたちと関わる時間にあて、教育活動の質の改善につながることをねらっている。しかし、学校現場に1人1台のコンピュータや校務支援システムが導入されてもなかなか効率的な校務処理をするのが難しい。これは、校内の様々な校務処理を整理し、取捨選択をする取り組みがあってこそ成立するものであり、導入されれば効率的な校務処理が進む訳ではないからである。本校では、2013年4月から校務支援システムの導入を契機として校務の情報化に取り組んだ。この2年間の本校の取り組みを報告する。
<キーワード>
校務の情報化、改善と効率化、校務支援システム 教育の質の向上
藤岡市立神流小学校における校務情報化の取組 藤岡市立神流小学校 齋藤俊明
<抄 録>
藤岡市立神流小学校では、藤岡市教育委員会が導入した校務支援システムを段階的に活用し、校務の効率化に努めるとともに、日常の教育活動や教職員や保護者、地域のための情報や資料提供を行っている。
<キーワード>
校務支援システム、出席簿、通知表、指導要録、情報の共有
情報活用能力調査結果の解説 コーディネータ:堀田龍也
情報活用能力調査の結果に見る我が国の現状と課題 東北大学大学院 堀田龍也
<抄 録>
平成27年3月,文部科学省は「情報活用能力調査」の結果を公表した。同調査は,児童生徒の情報活用能力について把握,分析するとともに,指導の改善,充実に資するために,小・中学生を対象にコンピュータを用いた調査として,平成25年10月から平成26年1月にかけて実施されたものである。
本特集では,同調査に中核的に関わった者が,分担してその結果について解説する。本稿では,同調査の枠組みおよび結果の概観について述べる
<キーワード>
情報活用能力調査,情報教育,学習指導要領
情報活用能力調査の結果に見る児童生徒の達成度 奈良教育大学教職大学院 小柳和喜雄
<抄 録>
文部科学省「情報活用能力調査」の結果を概観し,調査問題と児童生徒の達成度の関係やその特徴について理解を深める.
<キーワード>
情報活用能力,調査問題,児童生徒の達成度
情報活用能力調査の結果に見る学校・教員の指導体制 関西大学 黒上晴夫
<抄 録>
情報活用能力調査では,学校用質問紙,教師用質問紙,児童用質問紙によって,受験者や受験校の背景について調べている。調査結果からは,小中ともに,情報教育を推進する環境に対する配慮は概ね良好であるが,ICTを用いた指導は中学校よりも小学校でよく行われている。したがって,ICTを学習で使用する頻度も小学生の方が多い。教師がICTを用いた指導を行うことと,学習に関わる目的で児童生徒がICTを使用することは,情報活用能力調査の結果得点を高める傾向がある。情報活用能力調査の16問には,情報機器の操作だけでなく,情報そのものの操作についての問題が多く含まれる。ICTを用いた指導やICTを用いる学習活動を通して,機器操作だけでなく,情報の認知的な操作について指導することが望まれる。
<キーワード>
情報活用能力調査,児童生徒用質問紙,教師用質問紙,学校用質問紙,指導体制
◆シリーズ 子どもが集う学校図書館
本大好きっ子をいっぱいに 子ども司書推進プロジェクト 高信由美子
<抄 録>
「子ども司書制度」は、2009年に全国で初めて
福島県矢祭町で考案した。「子ども司書」は読書が大好きな子どもたちが図書館の仕組みや本のことを学び読書の楽しさや素晴らしさを友だち、学校、家族に伝えていくことを目的にしている。子ども司書認定後は、「子ども読書推進リーダー」として、図書館、学校図書館、地域の高齢者施設や保育園等に行って読み聞かせを行うなど大人のボランティアと共に活動の場を広げる。
<キーワード>
公立図書館、学校図書館、館・官・校の連携、環境づくり、保護者・地域との連携
探究学習におけるデータベースの活用 学校法人玉川学園 伊藤史織
<抄 録>
玉川学園中学3年生「学びの技」の探究学習をもとに,学校図書館におけるオンラインデータベースが果たす役割の重要性を検討した.
<キーワード>
学校図書館,探究学習,情報収集,オンラインデータベース,ラーニングスキル
◆シリーズ ICT CONN21
ICT CONNECT 21 普及推進ワーキンググループの活動紹介 普及推進ワーキンググループ座長
普及推進ワーキンググループ副座長
岩本 隆
中西康浩
<抄 録>
2015年2月2日に設立されたICT CONNECT 21の普及推進WG(ワーキンググループ)の活動を紹介する。普及推進WGの活動内容は大きくは「プロモーション面」と「ビジネス創出・拡大面」の2つが柱となる,WG内にSWG(サブワーキンググループ)を設置してそれぞれの面における具体的な活動を行う。普及推進にはさまざまなステークホルダーを巻き込むことが重要であり,SWGの活動へのICT CONNECT 21の会員団体・企業の主体的な参画を期待する。
<キーワード>
ICT,学習・教育オープンプラットフォーム,プロモーション,ビジネス創出・拡大,エコシステム
連載 情報セキュリティ入門
第1章 情報セキュリティとは
第2章 リスク対策
芦葉 浪久
◆7月号広告索引
◆「学習情報研究」購読申込書◆次号予告・編集後記
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2015年 5月号目次
平成27年度第31回「学習デジタル教材コンクール」作品募集
日常的なICT活用 コーディネータ:今野貴之
日常的なICT活用のポイント 明星大学 今野貴之
<抄 録>
本稿では、日本におけるICT活用事例や途上国で実施されてきた授業改善の事例をもとに、教師が日常的にICTを活用するための3つのポイントを考察する。3つのポイントとはそれぞれ(1)教師がICT操作のプロフェッショナルになる必要はないこと、(2)学習活動の一部を児童生徒に移すこと、(3)表面的な教育技術の模倣にならないようにすることである。
<キーワード>
ICT教育、参加型学習、学習環境、教育技術の表面的な模倣
日常的な授業改善のために 尼崎市立園田北小学校 瀧本晋作
<抄 録>
複数教科を教える小学校教師がICTを活用した授業改善を効果的に行っていくためには,何を教えるのかという「教材の改善」,どう教えるのかという「指導方法の改善」,なぜ変えるのかという「授業観の改善」の3つの観点のバランスが重要である。
<キーワード>
授業改善,小学校教師,ICT活用,教材,指導方法,授業観
中学校数学における日常的なICT活用 北海道 音更町立緑南中学校 朝日 誠
<抄 録>
中学校数学における日常的なICT活用によって、生徒にさまざまなインパクトを残すことができる。それにより例えば、章の導入における意欲の喚起および、数学的な見方・考え方の育成をサポートすることができると考えている。限られた環境の中で日々の実践例と課題について学習指導要領に沿って述べる。
<キーワード>
中学校数学、ICT活用、実践、課題
Moodle活用による授業改善 北海道札幌北陵高等学校 大平育代
<抄 録>
高等学校の情報科における「Moodle」の活用による授業改善について述べる。情報モラルをテーマにしたレポート作成の授業における各生徒へのフィードバックや評価のしやすさ,各小テスト時における学級別の問題作成のしやすさ,著作権に関する事例についてクイズ形式の演習について取り上げた。
<キーワード>
情報教育,ICT活用
ICT環境の課題と対応 神奈川県立川崎高等学校 鎌田高徳
<抄 録>
本稿では「本校での授業におけるICT環境の課題を元に,日常的なICT活用の導入として最適な機器,実物投影機の導入意義について,教育現場の情報環境を支援する立場から整理する」ことを目的とする。
<キーワード>
実物投影機,校内研修,活用方法.
特別支援学校における日常的なICT活用 神奈川県立津久井養護学校 井爪朝子
<抄 録>
特別支援学校において、少人数の授業の中でどのようにICTを活用しているのか、その活用実践例を述べる。授業や日常など場面にわけて、児童・生徒の実態に合わせて行われている実践を紹介する。
<キーワード>
タブレット活用、ビデオカメラ、情報活用能力の育成、アシスティブ・テクノロジー(技術的支援方策)
特別支援学校におけるICT活用の工夫と課題 大阪府立藤井寺支援学校 植田詩織
<抄 録>
近年、特別支援教育において個々の障がいの状態や発達段階等に応じてICTを活用した学習環境の整備や支援が行われるようになってきた。ICTを活用することで、学習上の困難を改善し学習内容の理解を深めることができると言われている。筆者の勤務校では、肢体不自由児の表現活動を豊かにすることでコミュニケーション力を育成すること、さらに主体的な授業参加を促すことを目的として、ICTの積極的な活用に取り組んでいる。本稿では、高等部の教科学習において、自ら考え表現し伝える過程を通して、コミュニケーション能力の向上を目的とした取り組みの工夫と今後の課題を紹介する。
<キーワード>
特別支援学校、肢体不自由児、タブレット端末、コミュニケーション能力
ICT活用の基盤整備をクールに待つための視座 北海道教育大学函館校 山口好和
<抄録>
情報通信環境の整備を戦略的に待ち、導入と同時に活用の効果を上げるためには、どのような視座を持てばよいのか。これから電子デバイスの積極利用を目指す地域にとっての、効果的な"受け皿"としての実践事例風景と、ICT活用を俯瞰するための分析枠とを素描してみた。
<キーワード>
基盤整備,地方都市,メディア分析の「テトラッド」
学校放送番組を用いた授業設計  NHK放送文化研究所 宇治橋祐之
<抄 録>
学校放送番組は授業での利用を考えて制作されている番組である。ネット環境やタブレット端末の普及により、いつでもどこでも誰もが手軽に見られるようになってきた近年における、番組を利用した授業設計の基本的な考え方と、今後の可能性を考える。
<キーワード>
放送教育、映像教材、NHK for School、映像視聴能力
ICTを活用した授業の課題と展望 創価大学 舟生日出男
<抄 録>
本稿では,従来型の学習活動の課題を踏まえ,これからの学習活動を考えるために,「主体的・協働的に学び,自らを更新・拡張し続ける」学習者像,子どもたちとともに学ぶ教師像について触れる。また,そうした学びの中心となるアクティブ・ラーニングとして,「緩やかな協働によるアクティブ・ラーニング」と「緊密な協働によるアクティブ・ラーニング」を紹介する。
<キーワード>
知識基盤社会,これからの学習活動,アクティブ・ラーニング,ジグソー法,集散型学習
先導的学習 コーディネータ:稲垣 忠
先導的な取り組みから何を学ぶか 東北学院大学 稲垣 忠
<抄 録>
先導的とは、既に普及している教育実践に対して新しい視座を提供し、今後の方向性を指し示すものを意味する。これまで先導的とされた取り組みを振り返るとともに、教育現場に今後起きうるいくつかの変化の方向性を確認した上で、本特集に寄稿いただいた先導的な取り組みが意味するものを検討する。
<キーワード>
先導的、教育の情報化、テクノロジープッシュ、デマンドプル
クラウド・TV会議システムを活用した授業 新地町立駒ケ嶺小学校 木村裕之
<抄 録>
TV会議交流授業を,総合的な学習の時間の学習内容としてキャリア教育の視点をもって構築し,意図的・計画的な教育活動として実践していく。これにより,児童のキャリア教育4領域8能力を培っていくとともに,本校の特徴的な教育活動として定着させる。
<キーワード>
TV会議交流授業,キャリア教育,教育課程
生徒の知的財産を次の世代へ 仙台城南高等学校 中里加奈子
<抄 録>
タブレットを学習文房具として導入して今年度で3年目となる本校は、1人1台の所有で多様な活用が日々展開されている。資料検索を始め、ペーパーレス化を図るビューワーとしての役割、学習記録の蓄積、そして学習目的に合わせた利用が新しい授業デザインへとつながっている。蓄積された学習記録は、タブレットの中にアルバム写真のように高校三年間の軌跡として刻まれる。
<キーワード>
学習目的、学習文房具、探究活動、ビューワー、学習記録の蓄積、授業デザイン.
モバイルデバイスを用いた協調学習 鳥取県教育センター 千代西尾祐司
静岡大学大学院 大島 純
鳥取県立智頭農林高等学校 小林 徹
鳥取県立西高等学校 林 耕介
<抄 録>
鳥取県で平成24年度から実施している学習科学セミナー(知識構成型ジグソー法の習得を通して学習科学を学ぶ研修)に併せ,平成25年度から知識構成型ジグソー法にタブレット端末を活用し,学びの道具としてのモバイルデバイスの活用を模索した背景と実践を紹介する.
<キーワード>
協調学習,ICT活用,知識構成型ジグソー法,
21世紀型スキルを育む学びのデザイン 札幌市立稲穂小学校 山田秀哉
<抄 録>
21世紀型スキルのような資質・能力を育むためには,プロジェクト型の学習が有効である。しかし,教育課程のすべてをプロジェクト化することは難しい。そこで,児童の主体性を日常的に育むため,ゲームの特徴を生かした授業実践を報告する。
<キーワード>
21世紀型スキル,情報リテラシー,アクティブラーニング,主体的な学習,協働学習,ゲーミフィケーション
タブレット端末を用いた自律的な家庭学習 世田谷区立砧南小学校 菊地秀文
<抄 録>
小学3年生の一人1台のタブレット環境で,家庭学習のノートを,タブレットに搭載されたカメラで撮影し,Cloudで共有する取り組みを行った。自己評価,内容・方略の交流,相互承認の過程でタブレットを活用することで,自律的に学ぶ力を育成することができた。本実践は,仕組みと操作が簡便なため,継続して利用しやすい特徴がある。
<キーワード>
家庭学習,タブレット端末,一人1台環境
◆シリーズ 子どもが集う学校図書館
「知の探究の場」として学校図書室改革 横浜市立市ヶ尾中学校 平川理恵
<抄 録>
横浜市立市ヶ尾中学校の図書室は昼休みに120〜160人もの生徒が押し掛ける。平成22年度の図書室改装以来、生徒に人気スポットになってしまったのだ。生徒たちの今のブームは「哲学本」。いったいどのように「図書室」と生徒の「読書力」を育て上げたのか?その改革の経緯をお伝えしたい。
<キーワード>
図書室改装、図書ボラ、授業との関連付け、選書は生徒に、専門家活用、赤木かん子
新聞記事データベースの活用支援 田園調布学園図書館 野村愛子
<抄 録>
学校図書館は,資料の充実だけでなくその活用までを考えた支援が重要である。新聞記事データベースを生徒が知り,それを活用できるまでには,教科教員と連携し,まずは「使ってみる」という体験,そして「便利だ!」と実感させることから始める必要がある。
<キーワード>
学校図書館,利用指導,新聞記事データベース
◆シリーズ ICT CONN21
ICT CONNECT 21(みらいのまなび共創会議)設立について ICT CONNECT 21 会長
ICT CONNECT 21 代表幹事
赤堀侃司
栗山健
<抄 録>
2015年2月2日、ICT CONNECT 21(みらいのまなび共創会議)が設立された。誰でもいつでもどこでも学ぶことができる環境作りのために、業界団体・企業・学会・自治体・教委・教員など教育ICTに関わるステークホルダーが議論を深めビジョンを共有し、標準を策定して普及を図ることを目的とした産官学が連携した協議会である。
CONNECTには次のような思いが込められている。Collaborative Open Network for New Educational Concepts with Technologies.
<キーワード>
「ICT」,「学習・教育オープンプラットフォーム」
連載 情報セキュリティ入門
第1章 情報セキュリティとは
芦葉 浪久
New Products File
 ・タブレット収納保管庫「CAI-CAB15W」
 ・法人向け高速無線LANアクセスポイント「DAP-2660」
 ・製本処理機「ファイルセッター DFC-SU」
 ・教育市場向けソフトウェア「dynaSchoolシリーズ3商品」
◆5月号広告索引
◆「学習情報研究」購読申込書◆次号予告・編集後記
2015年 学情誌目次一覧トップへ



2015年 3月号目次
◆2014年「情報教育コンファレンス」報告
◎教育の情報化の動向
◎講演記録:授業におけるICT活用の現状と課題
酒井 貢
高橋 純
情報活用能力の育成の現状と課題 コーディネータ:堀田龍也
情報活用能力の育成の現状と課題 東北大学大学院 堀田龍也
<抄 録>
本特集では,情報活用能力の育成に関する現状,実践,その意義,今日的な課題等について,この分野の第一人者を集めて解説する。
そのためまず本稿では,情報活用能力の育成に関する政策を概観し,その定義等を確認した上で,今日のさまざまな政策の中に見る情報活用能力への期待,その育成の意義や課題について解説する。
<キーワード>
情報活用能力,情報教育,教育の情報化,学習指導要領
情報活用能力に関する国際調査結果 奈良教育大学教職大学院 小柳和喜雄
<抄 録>
2013年度に実施された国際コンピュータ及び情報リテラシ調査(International Computer and Information Literacy Study)の目的や方法,結果に見る全体的な傾向をおさえ,まだ結果公表されていない,日本の情報活用能力の課題を予想する.
<キーワード>
国際学力調査,情報活用能力,教育課程
小学生の情報活用能力の課題と対応 東北学院大学 稲垣 忠
<抄 録>
小学校段階において情報教育は各教科・領域に分散して指導することとされている.本稿では,現在のカリキュラム上での情報教育実施の課題を確認した後,児童の情報活用能力に関する現状を複数の調査結果をもとに検討する.
<キーワード>
情報活用能力,21世紀型スキル,カリキュラム.
中学生の情報活用能力の課題と対応 和歌山大学 豊田充崇
<抄 録>
中学校では、スマートフォンやSNS利用に関するトラブルが多発しており、情報モラル教育の対応が急務であるが、情報教育つまり情報活用能力といった視点では語られない現状がある。これまでの情報教育の先進校事例等を再考し、中学校における情報活用能力の推移を検討したが、情報活用能力の育成は、その言葉を変えて実践されているケースが多く、意識されていないで行っている場合もあり、それらの能力の概念整理も必要である。
<キーワード> 
情報教育 情報活用能力 情報モラル 総合的な学習の時間 カリキュラム
情報活用の実践力の育成を意図した「学習支援カード・情報ハンドブック」の開発と活用実践について 京都教育大学附属桃山小学校 木村明憲
<抄 録>
小学校の児童に情報活用の実践力を育成するためには,全ての教科・領域の中で横断的に情報教育を行っていく必要がある.そのためには,教師が情報活用の実践力を意識して授業を行ったり,児童がそれらの力を意識して学習を進めたりすることが重要であると考える.そこで,教師や児童がいつでも参照し,活用することができる「学習支援カード・情報ハンドブック」を開発し,活用実践を進めてきた.
<キーワード>
情報教育,情報活用の実践力,教科横断
国語の授業で情報活用力を育てる お茶の水女子大学附属中学校 宗我部義則
<抄 録>
これからの情報活用能力の育成では,「創造(課題解決)を支える情報活用」という考え方が鍵になる。日常の教科学習の学びを情報活用の観点でとらえなおし,課題解決型の授業展開で情報活用能力を育てることが大切である。
<キーワード>
創造(課題解決),情報活用,課題解決型授業,ICT活用
小学校新教科「情報科」設置の試み 福岡教育大学付属久留米小学校 岡山昌司
<抄 録>
これからの社会を生き抜く子どもを育てるためには,情報への見方や考え方,情報機器を操作する技能,情報モラルを身に付けた態度は欠かすことはできない。これまで各教科等に散在していた内容を直接的に取り扱う教科が,今後一層求められると考える。
<キーワード>
情報科,三つの領域,A領域「情報の見方や考え方」,B領域「情報機器の操作」,C領域「情報モラル」
国際理解 コーディネータ:影戸 誠
アジアで展開する3つの協働プロジェクト 日本福祉大学 影戸 誠
<抄 録>
私たちは3つの国際交流イベントを通して、特にアジアにおけるICT活用をベースとした国際協働プロジェクトを展開してきた。
ここでは、これらを俯瞰し、それらを支える基本的デザインと、ICT活用、学習理論について触れる。
<キーワード>
国際協働学習、協働教育構成主義、Facebook Skype Cnflict Resolution
アジアをめぐる2つの国際協働プロジェクトと英語教育 関西大学 吉田信介
<抄 録>
アジアにおける言語と文化の異なる国際パートナー同士が、リンガフランカとしての英語を用いて、遠隔ICT・対面による異文化交流、交渉、課題解決を行い、その結果をプレゼンテーションすることを通じて、アジアにおいて共に生きるためのアクティブ・ラーニングを実践した。
<キーワード>
国際協働プロジェクト、アクティブ・ラーニング、リンガフランカ、ICT、コンフリクト、英語教育、アジア
多文化共生社会のコミュニケーション能力と国際協働プレゼンテーション大会 奈良育英学園 中高等部 宮下陽帆
<抄 録>
多文化共生の社会を切り開くために必要な能力の一つとして、コミュニケーション力が挙げられる。しかし、一重にコミュニケーション力と言っても、それには様々な要素があり、より実践的かつ総合的に養う場を設定する必要がある。その手段として、国際協働プレゼンテーション大会には、グローバル社会に必要なコミュニケ−ションの場が設定されており、学習者の自発的な学びを起こす可能性を示した。
<キーワード>
多文化共生、プロジェクトベース型カリキュラム、国際協働プレゼンテーション大会、コミュニケーションの場面
国際協働学習を支えるICT活用と基本コンセプト 日本福祉大学 佐藤慎一
<抄 録>
本稿では、国際間の協働学習におけるICT活用事例を紹介するとともに、探求の共同体(CoI: Community of Inquiry)のフレームワークに従い活動の分析を試みる。学習理論に基づいてその活動を吟味することで、ICTを活用した学習のデザインおよび今後の指導のあり方について考察する。
<キーワード>
ソーシャルメディア、探求の共同体、プロジェクト型学習
グローバル・コンピテンシー 日本福祉大学 影戸 誠
<抄 録>
韓国チョンナム大学(光州市)と本学学生の国際協働プロジェクトについて述べる。Skypeやプレゼンテーションデータ、コンセプトマップの活用により、学生たちの英語の負荷を考慮に入れデザインした。ICTの助けを借り、効果的に本来の目的である国際協働プロジェクト成功へと導いた。
国際学会発表の協働授業を通して、近年富に品質の良くなったテレビ会議システムよって展開できる新しい国際協働授業のあり方を紹介する。アジアで生活する若者にとって、日常的な英語コミュニケ―ションは重要であり、将来を切り開いて行くために欠くことのできないツールである。また、国際=文化が異なるということを乗り越えるためのグローバル・コンピテンシーの育成にも心がけた。
<キーワード>
Active Learning、LINE、国際連携授業、Skype、Authenticity
ICT活用の変遷と国際交流 大阪市立東高等学校 池田 明
<抄 録>
ワールド・ユース・ミーティングは1999年から実施されてきた国際交流プロジェクトである。このプロジェクトに高等学校の教員として長年携わり、自校生徒の指導のみならず、運営面も担当してきた経験から、10年余の成果と変遷をもとに昨今の情報教育の潮流を考察する。
<キーワード>
国際交流,情報活用能力,コミュニケーションツール,プレゼンテーション教育
◆シリーズ 子どもが集う学校図書館
学校放送番組と学校図書館を活用したメディア・リテラシーの育成 東北大学大学院 佐藤和紀
<抄 録>
本論では、NHK学校放送番組「メディアのめ」と学校図書館を活用したメディア・リテラシーを育成するための一実践を紹介する。
<キーワード>
メディア・リテラシー 学校図書館 学校放送番組 メディアのめ タブレット端末
情報科の授業における「朝日けんさくくん」の活用 早稲田大学本庄高等学院 半田 亨
<抄 録>
本校1年生の「情報の科学」の授業は、基礎的なアカデミックリテラシー養成を目標として展開している。本校は早稲田大学の全入制附属高校であるが、開校以来生徒全員に大学推薦の必要条件として卒業論文を課している。この前段階教育として効果を上げていると考えている。論文作成において良い資料を集め分析することは必須であるが、新聞記事データベースである「朝日けんさくくん」が大きく役立っている。
<キーワード>
アカデミックリテラシー、資料検索、新聞記事データベース
無線LAN特集
●協働型・双方向型授業の実現に向け、導入が加速化するネットワーク
◆各社製品紹介
 ・「動画対応アクセスポイント」  ・「横引きペタリスクリーン」
New Products File
 ・ペンタブレット「dynabook tab S80/S68」
 ・学校向け短焦点プロジェクター「RICOH PJ WX4241N」
学習情報研究 平成27年度特集一覧表
◆3月号広告索引
◆「学習情報研究」購読申込書◆次号予告・編集後記
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2015年 1月号目次
◆新年のごあいさつ 財団の活動の更なる充実を目指して 学情研 理事長 辻村哲夫
GENES 全国学習情報データベース 学情研 常務理事 澤井 進
校務の情報化とセキュリティ コーディネータ:藤村裕一
校務の情報化の基本的な考え方と最新動向 鳴門教育大学大学院 藤村裕一
<抄 録>
全国各地で校務支援システムの導入が急速に進められつつある。しかし,うまくビジョンを描けず不適切な整備の仕方をしようとしているところや,予算を確保できずにいるところもある。そこで,校務の情報化の基本的な考え方と最新動向について解説し,適切な整備に資することができるようにした。
<キーワード>
校務の情報化,教育クラウド,全国標準仕様
校務の情報化で教育の質を高める 札幌市立幌西小学校 新保元康
<抄 録>
校務の情報化の目的は、教員の事務負担の軽減と子どもと向き合う時間の確保を実現し、それを通じて教育の質の向上を目指すことにある。既に、全国平均では教員1人に1台以上の校務用コンピュータが整備されているが、上記の目的達成はまだ十分とは言えない。校務の情報化で教育の質を高めるには、ハードウエアや校務支援システム等の整備に合わせて、業務フローの見直し、業務の削減、業務改善の小さなアイデアの蓄積等が必須である。具体的な取組を報告する。
<キーワード>
校務の情報化,校務用コンピュータ,校務支援システム,業務フロー,削減,効率化,教育の質の向上
全県立高校への校務支援システムの導入を成功させるポイント 和歌山県教育庁 藤田勝範
<抄 録>
本県では,平成23年度に校務支援システムをすべての県立高校に導入し,本年度で4年目を迎えた。
導入前には,「パソコンが苦手だが大丈夫か」,「本当に日々の業務が楽になるのか」などの不安の声も聞かれたが,今では,「生徒指導要録の作成が楽になった」,「生徒の出欠状況や成績等がリアルタイムに把握できるので大変便利」といった感想をもつ教職員が多くなってきた。また,システムのトラブルや学校からの問い合わせ,機能改善などの要望もほとんどない状況である。全県立高校への校務支援システムの導入を成功させるポイントについて紹介する。
<キーワード>
校務支援システム,校務の情報化,セキュリティ,システム開発の重点,成功へのポイント
学校情報セキュリティの実態とセキュリティ確保方策 鳴門教育大学大学院 藤村裕一
<抄 録>
近年学校からの情報漏洩に関するニュースが減っており,かつてのように情報セキュリティに危機感を抱く教員は少なくなってきている。しかし,実際には学校からの情報漏洩事故は減っておらず,さらに校務の情報化が積極的に進められているため,いつ事故が発生しても不思議ではない危機的な状況にある実態を紹介する。また,すぐに情報セキュリティを向上させる緊急対策と,長期的に情報セキュリティを確保するための学校情報セキュリティポリシーの策定と運用,人的対策・物理的対策・技術的対策によるセキュリティ確保方策について紹介する。
<キーワード>
学校情報セキュリティ,セキュリティポリシー,校務の情報化
シンクライアントによる学校情報セキュリティの確保とテレワークの実現 千葉市教育センター 佐藤和浩
<抄 録>
本市では平成23年2月より,デスクトップの仮想化によるシンクライアント方式の教育情報ネットワーク(端末数約8,000台)を運用している。SSL-VPNにより,校外からネットワーク接続にも対応している。安心・安全な接続を維持している環境について,本市の事例を紹介する。
<キーワード>
テレワーク,シンクライアント,仮想デスクトップ,VPN接続
校務の情報化とセキュリティ 徳島市新町小学校 大平和哉
<抄 録>
校務の情報化を推進していく上で,学校情報セキュリティの確保は必要不可欠である。学校は,学校情報セキュリティポリシーを確立し,これを最適な状態に維持していく必要がある。そのためには,教育委員会のリーダーシップが重要である。
<キーワード>
学校情報セキュリティポリシー,基本方針,対策基準,実施手順書,情報資産,内部監査
デジタル・メディア時代の学校図書館の課題 コーディネータ:河西由美子
学校図書館の情報化の課題 玉川大学 河西由美子
<抄 録>
2010年の電子書籍元年以降,学校にも,デジタル教科書,電子黒板,タブレットPCの導入と活用が拡がっている.学校図書館においても関係者のソーシャルメディア活用や,学習障害や読字困難を支援するためのシステムの導入など,多様なデジタルメディアの活用が進展しつつある.本稿ではその現状と課題について述べる.
<キーワード>
学校図書館.情報化.米国.電子書籍.
教育の情報化の流れと学校図書館 東北大学大学院 堀田龍也
<抄 録>
本稿では,図書館教育と情報教育の接点を探るために,それぞれの教育について,その意味を確認する。その後,双方の教育が共に成熟するための今般の状況を整理する。
<キーワード>
情報教育,図書館教育,情報活用能力
学校図書館におけるソーシャル・メディアの活用事例 白百合女子大学 今井福司
<抄 録>
本稿では,ソーシャルメディアの「人間関係を構築,維持する機能」を活用した学校図書館関連の実践として,筆者が参加する学校図書館団体SLiiiCが取り組んだクラウドファンディングの事例および,それを受けて行われたイベントの事例を取り上げる。その上で,今後のソーシャルメディアと学校図書館の展望について述べる。
<キーワード>
ソーシャルメディア,学校図書館,クラウドファンディング
学びに活かす学校図書館メディア 学校法人玉川学園 伊藤史織
<抄 録>
学校図書館の各種メディアを学びに活かすには,利用指導が欠かせない.玉川学園の中学3年必修科目「学びの技」では,より効果的な利用指導を行うために,対象生徒のメディア接触時間についてアンケートを実施し,利用指導の改善点を探った.
<キーワード>
学校図書館,アンケート,利用指導
学校における「合理的配慮」の提供とマルチメディアDAISY 専修大学文学部 野口武悟
<抄 録>
紙に印刷された文字を読むことに困難のあるプリントディスアビリティ(PD)の児童生徒は少なくない。こうした児童生徒の学習や読書には、マルチメディアDAISYの教科書や図書が有効な媒体の1つである。ところが、学校におけるその導入と普及にはさまざまな課題が存在する。2016年4月から国公立学校に義務化される「合理的配慮」の提供という観点からも、課題の解決に向けた議論と対策が求められる。
<キーワード>
プリントディスアビリティ(PD), 合理的配慮,マルチメディアDAISY,デジタル教科書,電子書籍,学校図書館,
神奈川県学校図書館員研究会によるレファレンス協同データベースの参加事例 横浜南陵高等学校 田子 環
<抄 録>
神奈川県学校図書館員研究会では,レファレンス協同データベース(レファ協)に参加し,レファレンス事例の蓄積と共有を行っている。学校図書館がレファ協に参加することの意義や可能性について,実例を踏まえて報告する。
<キーワード>
学校図書館, レファレンス協同データベース, 電子掲示板, 相互貸借, 授業支援, 学習支援
◆シリーズ 子どもが集う学校図書館
新聞記事データベースで学びを広げる 東京学芸大学 對崎奈美子
<抄 録>
教育課程の展開に寄与する学校図書館は、学習情報センターとして児童生徒の興味関心を高め、学びを広げ深める役割を担っている。今、知識基盤社会と言われる中で、探究型の学習の展開が求められているが、そこには多様なコンテンツを活用した、情報の収集・選択が必要である。本稿では司書教諭による授業実践例を取り上げ、新聞記事データベースの活用による授業の効果を紹介したい。
<キーワード>
学校図書館, 探究型の学習, 新聞活用, 情報活用能力の育成, 司書教諭, 学校司書
みんなで広げる“読書大好き”の輪 八代市立鏡西部小学校 松岡真理子
<抄 録>
本校では,児童の読書意欲を高めるための取組を学校だけではなく,保護者や地域の協力を仰ぎながらいろいろと行ってきた。その結果,児童一人当たりの年間読書冊数は148冊(平成25年度)と取組を始めた平成20年度の約3倍に増えた。また,不読率(1ヶ月に1冊も本を読まない児童の割合)は,0%である。児童の読書意欲を高めるために行った取組を@読書量を増やすための取組A読書の質を高めるための取組B児童自らが読書を楽しむ取組の3つの観点からまとめてみた。
<キーワード>
学校図書館, 環境づくり, 保護者との連携, 読書の質を高める, 読書を楽しむ, 読み聞かせ
THINKPAD 導入事例 ― レノボ・ジャパン
◆1月号広告索引
◆「学習情報研究」購読申込書◆次号予告・編集後記
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