計算力を高め,学習への意欲を高める「1分間計算ドリル」
ソフトNO 402001
開発者 鈴木 英之
校種 中学校
学年 全学年
教科 数学
OS
特徴 今回紹介する「1分間ドリル」は2004年に作成・ネット上に公開した自作ソフト「Microsoft Excel で 中学数学ドリルを作ろう」の「100問ドリル」を利用したものである。
本ソフトはフリーソフトであるため,誰もが利用することができる。利用環境は,表計算ソフトExcelが利用できるパソコンとプリンタだけである。作成したプリントを必要な枚数だけ増す刷りすることは,日本の学校では標準的に整えられている環境であろう。
教材にとって大切なのは,その利用効果であろう。
今回紹介する「1分間ドリル」の取り組みは,授業開始の1分間で取り組んだ解答数・正答数を記録し,同じパターンの計算練習を授業時数にあわせ週4回行うものである。
同じパターンの計算練習を繰り返すことで,多くの生徒が,解答数・正答数の向上を実感できる。
さらに,Excel2010から搭載された機能「スパークライン」を利用し,個々の取り組みをグラフ化し,4回の取り組みを示すことで,自己における計算力向上に目を向けさせ,自らの取り組みに肯定感をもたせるよう工夫した。計算に自信がついた生徒は考え方にも目を向けられるようになるのである。

概要 今回実践した「1分間計算ドリル」は,自作ソフト「Microsoft Excel で 中学数学ドリルを作ろう」の「100問ドリル」を利用したものである。
 その取り組みは,
@ 毎時間授業の始めに1分間の基本的な計算問題に取り組む。
A 友だちと交換して,答え合わせをする。1分間で何問できたのか,そのうち何問正解できたかを記録する。
B 教員は,プリントを毎時間回収し,生徒の取り組みを集約する。
C 次時,同じプリントで続きから行う。残りの問題数の少なくなった生徒には,次のプリント(同パターン・異問題)をあらかじめ渡しておく。
D 1パターンを4回を繰り返したら終了する。個々の生徒に4回の解答数・正答数の変化をグラフにしたものを示し,取り組みを自己評価させる。
E 1パターン・4回を終了したら,新しいパターンの計算練習に取り組む。
といったものである。
 ICTの教育利用が叫ばれているが,生徒が利用できるパソコンはコンピュータ室にしかない。教師個人のパソコンを授業に持ち込むことも制限されている。こうした環境の中で,ICTを利用して生徒の学習意欲を高め,継続的取り組める学習活動はないかと考え行った実践である。
HP https://education.microsoft.com/Story/Lesson?token=InbD5

画面例