
オーストラリア大陸の中央に広がる砂漠に突如現れる世界最大の一枚岩ウルル(アボリジニ語
で日陰を表す)と、 ウルルの西32kmにある36もの赤褐色をしたドーム型岩石の集合体である
カタ・ジュター(アボリジニ語でたくさんの頭を表す)からなる、ウルル−カタ・ジュター国立公園は
原住民アボリジニの聖地です。以前はそれぞれ、エアーズロック、マウントオルガと呼ばれてい
ましたが、現在はアボリジニ語が正式名称となっています。1987年に世界遺産に登録された。
○オーストラリア東海岸から約4時間の空の旅のうち、ほとんど砂漠の上空を経た後、ウルルが見えてきます。
縦3.6km、横2.4km、周囲8.8km、高さ348mの一枚岩。
朝日や夕焼けでそれぞれ微妙に岩肌の色を変え、巨大な岩が目の前にそびえて人々を圧倒します。
○いよいよ岩登り。急な岩肌を鎖をつたって登っていきます。世界中から集まった観光客が一本の鎖をたよりに登ったり、下ったり。
各国語が飛交う中、やっとのことで頂上へ。強い風に吹き飛ばされそうになりながら見た景色は、赤褐色の砂漠と青い空の大パノラマ。
○ウルルの裏側の洞窟には、アボリジニが描いた壁画があります。
○たくさんのドーム型の巨大な岩の集まりであるカタ・ジュター(マウント・オルガ)は、ウルルと同じように、
地殻変動によって隆起した砂岩が、侵食作用で硬い部分のみ残ったものです。
取材日:1997年7月17日 取材者:岡田会津子